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ITトレンドレポート

DX・クラウドで急速に浸透したアジャイル開発の現状とメリット 【後編】

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不確実性が高い現代のビジネスシーンで急速に浸透したアジャイル開発について、【前編】【後編】の2回にわたりレポートします。【前編】ではアジャイル開発の概要や、導入メリットについて解説をしました。

続く【後編】では、アジャイル開発が導入された具体的な事例を紹介していきます。

さまざまな分野に浸透したアジャイル開発は、行政での活用事例も少なくありません。たとえばイギリス政府は、サービスのデジタル化のプロセスにアジャイル開発を導入。開発中のサービスを公開し、ユーザーテストを繰り返して改善を重ねることがデジタルサービス標準で定められています。

一方、国内でも厚生労働省がコロナ禍に感染者情報の一元管理を行うため急きょ構築した「新型コロナウイルス感染者等情報把握・管理支援システム(HER-SYS)」で、アジャイル開発が適用されました。

開発までの期間は実質3週間。緊急性の高い状況におけるアジャイル開発の有用性がわかる事例です。

そのほかにもブランドのEC構築、カーシェアリング用アプリの開発、航空業界でのITシステムの構築・保守、生命保険会社のCRMシステム刷新、災害・避難情報メールの開発など、さまざまなアジャイル開発での開発事例があります。

SIビジネスとストックビジネスの両輪で事業を展開するソルクシーズでも、今やアジャイル開発は重要な選択肢のひとつです。

キャッシュレス決済サービスの個人情報管理・不正送金といったセキュリティの問題が話題になったときには、アカウントをベースにしたIDで本人確認ができるシステムをアジャイル開発で構築しました。

開発手法のひとつである「スクラム」を採用。6人の開発チームメンバーが横一線となり、クライアントからの要望に対応する情報を収集しながら、フレキシブルに開発を進めました。

技術的な知見がゼロの状態からスタートしたプロジェクトであったにも関わらず、短期リリースを実現。クライアントからの「早期にリリースしたい」という要望に応えています。

「Fleekdrive」「Fleekform」といった自社クラウドサービスの新規機能追加でも、アジャイル開発を導入して、企画者と開発者が意思疎通を図りながらサービスを進化させています。

デジタルトランスフォーメーションを推進する企業が急増している今、ビジネスの改革のスピードを加速させていくためには、プロダクトの変化に対応しやすいアジャイル開発は欠かせないアプローチのひとつになっています。

ソルクシーズでは現在、アジャイル開発エンジニアを積極的に採用中です。デジタルトランスフォーメーションやFinTechビジネスに関わりたい方、少人数の開発プロジェクトで自分のアイデアを活かしながらものづくりをしたい方は、ソルクシーズのキャリア採用サイトをチェックしてみてください。

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