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編集長日記

「ET & IoT Technology 2019 ET/IoT総合技術展」&「IoTイノベーションチャレンジ2019」(2019/11/20-22)

編集長日記

当グループの【株式会社エクスモーション】 が出展する「ET & IoT Technology 2019  ET/IoT総合技術展」に今年も行って来ました。

ソルクシーズは、併設イベント「IoTイノベーションチャレンジ2019(決勝大会)」のプラチナスポンサー、そして最終日に行われる決勝大会には、株式会社エクスモーションチームが参加しました。

この記事の前半は、【株式会社エクスモーション】と【JASA(一般社団法人 組込みシステム技術協会)】の出展ブース、後半は「IoTイノベーションチャレンジ2019(決勝大会)」の結果をレポートします。

 

●株式会社エクスモーション 出展ブース

自動車、家電などの業界で使われている「組込み機器」。【株式会社エクスモーション】は、その「組込み機器」を制御するシステムの設計コンサルティング、および、組込み機器が使われているIoTシステムのコンサルティングを提供しています。

今年の「ET & IoT Technology 2019 ET/IoT総合技術展」テーマゾーンは6つで、「エッジAI」「スマートセンシング」「IoT無線技術」「セーフティ&セキュリティ」「次世代モビリティ」「エッジテクノロジー」。

主要顧客に大手自動車会社を持ち、自動運転やADAS(先進運転支援システム)の開発現場において、専門的な知識やスキルを活かしたコンサルを行うエクスモーションは、「次世代モビリティ」ゾーンに出展。

昨年7月に上場したタイミングから使い始めた「技術参謀」というキャッチフレーズに目を留めてブースに立ち寄ってくださる来場者の方もおられたそう。

エクスモーションは、コンサルタントたちによる「高品質なソフトウェア」「効率的な開発」の実現をサポートするサービスだけでなく、トレーニングやツールも提供しています。開発現場における課題を抱えるお客様はぜひご相談ください。

 

●JASA(一般社団法人 組込みシステム技術協会) 出展ブース

エクスモーションの渡辺社長が理事を務めているJASA(一般社団法人 組込みシステム技術協会)のブースでは、IoT技術高度化委員会の各技術WG展示がありました。

中でも注目はエクスモーションが深くかかわっている「組込みIoTモデリングWG」の成果物。新しいIoTサービスを生み出す際に必要な ”ビジネスモデルを検討し、関係者に説明するためのモデルとプロセス” を紹介しています。


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学べるモデルは、ビジネスのタネを見つける「ジョブ理論階層モデル」、設けるしくみを考える「ビジネスモデルキャンバス」「ピクト図解」「IoTキャンバス」、事業化リスクに備える「STAMP/STPA」など。

来年の2月ごろにKindle化を予定しているそうです。その際にまた詳しくご紹介したいと思います。

今年もいました!JASAのイメージキャラクター「クミコ・ミライ」。

 

●「IoTイノベーションチャレンジ2019(決勝大会)」レポート

2017年に紹介した「組込みIoT&AIハッカソン」は2018年から「IoTイノベーションチャレンジ」となり、「モノを作って動かす」ことを目的としたハッカソンに対し、「新価値創造」を目的としたアイデアソンに変わりました。

与えられた「課題」は、“国連が採択したSDGsの17の目標(169のターゲット)の中から自分自身の課題を抽出し、IoTを活用したソリューションを企画する”こと。

単なるコンテストではなく、ビジネス創出人材“育成”に力を入れているのが特徴です。

「IoTイノベーションチャレンジ」にエントリーすると、事前に専門家による「システムデザイン」「経営戦略」「技術イノベーション」「デザイン思考」「AI」「IoT」などに関するセミナーやワークショップに参加することができます。

その後の書類審査で、セミ・ファイナリスト14チームに残ったソルクシーズのチームメンバーによると、「その道のプロフェッショナルの方々によるセミナーを受けられるだけでも参加する価値がある」。

10月末にプレゼン審査があり、ソルクシーズチームは惜しくもここで敗退。来年こそ!

残った7チームがファイナリストとして決勝大会で入賞を競います。エクスモーション【新】広報担当の「瀬川輝美」さんが司会進行を務めました。

ファイナルまで勝ち残ったエクスモーションチーム(チーム名:Chelsy)は、アポイント型セキュリティサービス【セキュアコンタクト】を提案。

郵便・宅配便や営業などの訪問者に対して、あらかじめアポイント登録させることで、セキュリティ向上を図るシステムです。

プレゼンターは入社3年めの社員。準備中にはプレゼンに対して愛あるダメ出しもあったそうですが、本番の発表は社長にも褒められる出来栄え。元気いっぱい聴衆に語り掛ける姿に私も思わず引き込まれました。

結果は惜しくも【準優勝】。

優勝を狙って準備・研鑽を重ねたメンバーたちは「悔しい気持ちしかない!」と言っていましたが、社長を交えての記念撮影では笑顔でした。

企画および審査委員長の白坂教授の講評でも「賞を得たのは4チーム(優勝、準優勝、第3位、特別賞)ですが、ファイナリストとして決勝大会に出られること自体がすごい」とのコメントがありました。Chelsyのみなさん、胸を張ってください♪

白坂教授からは続けて

「審査結果はとても僅差だったし、 今の時点での順位でしかない。今回のアイデアをビジネス化して先に社会に実装できたらその方がすごい。ぜひ賞で終わらず次のステップに進んでほしい。学びを生かして、周りにも広げて、社会を変えてほしい」

との熱いメッセージが贈られました。

エクスモーション、チーム「Chelsy」のみなさん、あらためて「準優勝」おめでとうございます。

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