ソルクシーズ公認ブログ|ITエンジニアの仕事とキャリア紹介

ソルクシーズで働く人々

KOJIRO担当日記【2】ゲーセン送り

ソルクシーズで働く人々

※ゲーセン=ゲームセンター

 

その週の私のミッションは、「子ども向けeラーニングの効果音選び」。

子どもたちが喜ぶ姿を思い浮かべながら、私は音源探しに没頭していた。

 

<こんな音が鳴ったら、きっと楽しい!>

 

私は、子どもたちが聞いて笑いそうな音を選んでは、あれこれと悩み、

鳴らすタイミングなどさらに試行錯誤した。

Listen To The Music

自分なりに納得した私は、部長の席におもむき、

いそいそと報告した。

 

効果音の候補を一通り披露すると、

部長は私をまっすぐ見つめ、満面の笑みでこう言った。

 

「ゲーセンに行ってこい。あ、もちろん自費でな」

 

それは、島流しならぬ「ゲーセン送り」だった。

heart_line02

 

その夜、私は早速、地元のゲームセンターに立ち寄った。

 

入店すると、ものすごい音に全身が包まれる。

私は音の波をかき分けて、eラーニングと似ているクイズ系のゲームを探す。

 

キョロキョロとあたりを見渡したがなかなか見つからない。

仕方なく店員に尋ねると、親切にも地下まで案内し、遊び方まで教えてくれた。

 

100円玉を数枚取り出し、ゲームを始める。

キラキラと変化する画面、バラエティに富んだ設定、

そして、たくさんの、音、音、音。

Coins spilled from hand

始めのうちは、参考資料にと他のお客さんを写さないことを条件に、

店員の許可を得てケータイで写真や動画を撮っていた私も、

気が付けば、すっかり一人前の「ゲーセン客」になっていた。

 

店内には、いつの間にか閉店時間を知らせる「蛍の光」が流れ始めている。

 

ポケットの中には、100円玉が数枚、名残惜しそうにしていた。

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帰り道、私はまだぼんやり考えていた。

 

<効果音、どうしよう…>

 

ゲーセンへは、遊びにいったわけではないのだが、

このままではただ遊んだだけになってしまう。

 

自宅に帰った私は、本棚からいくつかの本を取り出した。

NLP(※脚注参照)に関する本をパラパラとめくっていると、

「インタイム」、「スルータイム」という言葉が目に入った。

 

その部分を読み返し、私は自分が「インタイム」タイプだったことを思い出した。

「インタイム」タイプは、「今、ここ」の体験、目の前のことに集中し、行動力がある。

反面、「俯瞰」が課題なのだ。

 

ゲーセンの様子を思い出す。

項目一つひとつを紙に書き出し、

テーブルの上に置いて、少し離れて眺めた。

 

すると、そこに共通するテーマのような、

世界観のようなものがおぼろげに浮かんできた。

 

<細部にまでテーマが浸透していたから「世界」にどっぷり浸れたのか…>

 

私は、改めて俯瞰的に効果音について考え、

自らの企画の方向性を取り戻した。

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翌日、私は、eラーニングの“そもそもの目的”を書き出し、

PCのモニターに貼り付け、その紙をチラチラと見ながら

改めて音源探しを始めた。

 

すると、前回の探し方とは明らかに異なり、

私は目移りならぬ、“耳移り”することなく、

自分の探し求めるものに「合う」か「合わない」かという基準で

効果音を選び出すことができた。

 

選び終わった私は、部長のもとに報告に行った。

新しい効果音候補を聞き終わった部長は、

特に笑顔もなく「いいんじゃないの」と一言。

 

私は小さくガッツポーズを作ると席に戻り、

開発担当者に「効果音決定」とメールを打った。

heart_line02

ricoの奮闘はつづく…。

 

※【NLP】神経言語プログラミング:Neuro-Linguistic Programming

・インタイム タイプ

自分が「時の流れの中にいる」と感じる。目の前のことに集中しやすい。感情の動きが大きい。行動力がある。

・スルータイム タイプ

時間を流れとして把握する。出来事の順番を重視する。客観的。スケジュールを立てるのが得意。一歩を踏み出すのが苦手。

 

参考文献「心が思い通りになる技術: NLP:神経言語プログラミング」原田幸治 (春秋社) P284~

[KOJIRO 公式サイト]
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