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ソルクシーズで働く人々

KOJIRO担当日記2【2】クラウドって何なの? お得なの?

ソルクシーズで働く人々

反復学習e-learning【KOJIRO】の特徴として、いわゆる「クラウド」だという点がある。

いわゆる「クラウド」。

この言い方はとても便利で、塾や学校の先生方も何となく理解されたような雰囲気になる。部長や先輩が「クラウド」と説明すると、私も横で「そうそう」と頷いていた。IT企業に転職して間もない頃は、それでも何とかなったが、最近は一人で商品説明する機会も増えてきたし、わからないものは説明できない。

そこで、改めてクラウドについてネットで検索して調べてみると、ネット上の色々なところで話題にされている。調べていくと、おぼろげながらもクラウドのメリットが見えてきた。

KOJIRO】のお客様である塾や学校視点でみると、こういうところだろうか。

・塾や学校側で設備投資をしなくてよいSaaS※なので、使った分だけ払えば良よい。
⇒売れた時にだけ発生するコストとなり、ムダがない。
※SaaS:クラウドサービスの一形態。サービスのみを利用する。詳しくはこちら

・サービス提供側(=当社)が、規模に応じて必要十分な設備を用意できる。
⇒払うのはサービス利用料のみ。設備費用は意識しなくてよい。

一方、デメリットもありそうだった。

・全く同じものを限られた環境で長期間使うのならば、「クラウドサービス」は割高。
・大規模な利用で継続することが確定しているならば、自前で作った方がお得。
・日本企業がクラウドを利用する際、セキュリティ対策を始めとした機能やオプションを要求する傾向にある。そのようなサービスは比較的高価となり、クラウドを使うコストメリットが小さくなってしまう。

Composite image of digital tablet on students desk

メリットもあれば、やはりデメリットもある。これでは【KOJIRO】がなぜクラウドなのか、説明できそうにない。

そこで私は、【KOJIRO】の開発担当者に声をかけた。
「クラウド」というものがもてはやされるまでの歴史、業界の常識バナシがあるかもしれない。

事情を話すと、開発担当者は快く教えてくれた。

「昔のクラウドは実績がなかったので信用されず、利用しようとする企業も少なかったため、価格も高かったんですが、最近はだいぶ実績もできて、利用が広がっているんです。」

「実績」という言葉を聞いて、私はようやく理解が進んできた。国内で実績の少ないクラウドの中でも、日本人が要求するクラウドシステムは、かつて非常に高価だったために、あまり広がらなかったのだろう。

私が初めて「クラウド」と聞いてから、もう結構年月が経っている。
その間にじわじわとクラウドは市民権を得たのか…。

「最近はだいぶ安くなりましたから、自前よりメリットが大きいですね。もし【KOJIRO】と同じくらいの機器を自前で用意したら、最初のコストだけでなく、莫大な維持費用が7~8年ごとにかかるんですよ。」

「7~8年ごとの莫大な維持費用!?」

「機器購入のコストです。モノですからね、古くなっちゃうんです。数千万単位のコストになります。さらに機器設定のための人件費もかかります。僕たちのことですね。利益にならない維持費用に、ですよ…」

知らなかった。
ITって、維持するだけでも、それほど多くのお金がかかるものだったんだ。

私は、形のないe-learningサービスの舞台裏で、機器とその維持にどれほどのコストがかかるか、正しく理解できていなかった。だから、【KOJIRO】がクラウドである理由を説明できなかったのだ。もしかしたら、「何でも自前が一番安くすむ」と勘違いしていたのかもしれない。

有効で魅力的なe-learningを維持するためには、最新教材の反映、世の中に後れをとらないような機能追加、生徒さんの心をつかむエンターテイメント性が求められる。それらを自前で用意するとなると、今回知った、莫大な機器の維持コストが必要となるほか、生徒数の変動もリスクになり得る。

クラウドを使ったサービスを提供するということは、

・最新のコンテンツ・機能・エンターテイメント性を提供するということ
・生徒さん一人からでも利用できるということ

この二つを両立させるということだったのだ。

そういうことだったんだ、クラウドって… よし。もうこれで大丈夫だ。

今度私に会ったら聞いて下さい。
「クラウドって、何なんですか?」って。
「どうしてクラウドにしているんですか?」って。

ricoのイマサラ勉強は続く…

 

[KOJIRO 公式サイト]
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