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ソルクシーズで働く人々

昭和生まれの管理職必見!20代若手社員に聞いた「令和のビジネスマナー」

ソルクシーズで働く人々

新入社員が自部署に配属されると、緊張感が高まる管理職が多いようです。「しっかり育てないと」と思う一方「厳しすぎると思われたら…」。2020年6月には、パワハラ防止法が施行されました。企業の対応を求める法律とはいえ、若手社員をマネジメントする立場なら、意識しないわけにはいきません。

ビジネスマナーに不慣れな社員の行動に直面したとき、どう指導すればいいのか。いや、そもそも昔のビジネスマナーは通用しなくなっているのではないか。そんな疑問を解決するべく、ソルクシーズの20代社員23名に、職場におけるさまざまなシチュエーションで感じることを聞いてみました。

最初のテーマは、「上司からの呼び捨て」。年齢や役職を問わず「さん」付けで呼び合う会社が増えているなかで、若い社員は抵抗があるのではないかと思いきや、65.2%が「特に気にならない」。上司のキャラや関係性次第でOK21%で続き、不快と答えた13%は少数派でした。でも「じゃあ、明日からさっそく!」という話ではありませんよ。

多くの管理職が気にする「作業中に話しかける」のは、どう思われているのでしょうか。「どちらかといえばうれしい」「どちらかといえば迷惑」の二択で聞いてみると、何と!「うれしい」が65.2%で、迷惑34.8%を大きく上回りました。

同じ理由で、部下に電話するのも気がひけますよね。こちらも「電話のほうが、話が早いのでいい」「なるべくメールやチャットで」のどちらかを選択とすると、電話OK69.6%。3人に2人は、業務中の雑談も突然の電話もポジティブに受け止めています。

発言の機会がない会議」については、「何事も経験・勉強」が78.9%。「時間のムダ」と答えたのは21.7%でした。システムエンジニアが多く、プロジェクトの進捗共有というカルチャーが根付いているのが、ポジティブな回答が大半を占めた理由のひとつでしょう。

会議はいいとしても、「夕方ふられる急な残業」はさすがに…とドキドキしながら結果を見てみると、「そういうこともある仕事(業種)だと思っている」が65.2%!システムエンジニアの気概とせつなさが同時に感じられる数字です。

次いで多かったのは「できるなら断りたい」で、21.7%。「予定があれば断りたいけど、なければ気にしない」「理由や量によって感じることが変わります」「給料にもよるけど、喜んでやります!」がそれぞれ1名ずつという結果でした。

意見が割れたのは、「上司にいつもより強い口調で指示されたら?」という設問です。「怒られてると思ってへこむ」が最も多く、43.5%。「大事なことなんだなと思う」が2番目で30.4%でした。

17.4%の「特に気にならない」は、どういうニュアンスなのでしょうか。そもそも上司を気にしてない?カイシャとはそういうものと割り切ってる?「いつも強い口調なので慣れた」なら、管理職のほうが気にしなくてはいけません。

不快感が漂う「理不尽な場合は反論する」「時と場合による」は、それぞれ1名。強い口調に対しても、「自分に足りないところがあった」「大事なこと」と内省して受け止める若手社員が多いという結果でした。

ソルクシーズの社風がどこまで反映されているのかはわかりませんが、管理職のコミュニケーション方法を理解して受け入れている回答が多数を占めています。

世間では、「ホワイトすぎると、成長できないのではないかと不安になる」「他社で通用しなくなるのではないかと思い、辞めたくなる」という若手社員も多いそうです。

「パワハラになりやしないか?」「話しかけられるのはイヤなのではないか?」などと過度に気をまわさず、仕事の目的や大事なことをしっかり伝え、モチベーションを高められればいいのではないでしょうか。

最後に、ポジティブな回答が少数派だった唯一の設問を紹介します。「まずはひとりで考えてやってみてといわれたら、どう思う?」。イチからチャレンジできるチャンスと答えたのはたったひとりで、ほか全員が「前例やテンプレートがあるなら教えてほしい」でした。

管理職のみなさん、コレにはどう対応します?「いや、ひとりでやってみてほしい。なぜなら…」と説明するか、「そ、そだね。テンプレ、あったかな…」と優しく接するか、、、。この調査結果をもとに、管理職同士で話題にしてみてもいいかもしれませんね。

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