2021年を明るい1年にするべく、いつもはなかなかいえない「ありがとう」を仕事仲間にいってみよう!という企画の後編です。
最初のありがとうは、プロジェクトマネージャーのFさん。メンバーを束ねてくれているHさんに「いつも文句を言わずプロジェクトに貢献してくれて、ありがとうございます!」と声をかけたいそうです。
●プロジェクトマネージャーからメンバーへのありがとう
「前工程のタスクが残ってしまい、追加タスクとして今月中に完了させなければなりませんでした。調整したものの、他の作業と並行でやらなければならず、Hさんに無理を承知でお願いしました。
自分のタスクもあるため、残業しての対応となりますが、嫌な顔ひとつせずに引き受け、やり切ってくれました。上司からの指示なので、当たり前と考えがちですが、こういうことの積み重ねでプロジェクトが推進できているのだと、あらためて感じました」
大変な時こそ、人の心意気や胆力に気持ちが動かされますよね。
大変といえば、コロナウイルスの感染拡大に伴い、仕組みや運用を見直さなければならない仕事もありました。プロジェクトリーダーから、一緒にプロジェクトを動かしてくれたチームメイトへの感謝の言葉です。
●チームリーダーからチームメイトへのありがとう
「コロナ禍の影響で、例年メンバー入れ替えがある業務をそのまま引き継ぐことになったのですが、嫌な顔をするどころか、オンライン会議やアンケートの導入などの『コロナ対応』を率先してやってくれました。
大変な時期に、チームの先頭に立ってくれているメンバー2人にありがとうと伝えたい」
と、ここまでが業務直結の「ありがとう」です。次の2つは、社内のイベントで盛り上げ役を買って出てくれるメンバーに、今だから伝えたい言葉です。
●先輩から後輩へのありがとう1
「部内イベントの取りまとめをやってもらうことが多く、みんなに幹事力を認められている後輩がいます。
最近は若手に幹事の仕事を託しつつあるようですが、今でも打ち合わせやイベントで彼の声を聞くと癒されます。仕事でも結果を出している今、あらためて感謝したい」
●先輩から後輩へのありがとう2
「同じプロジェクトから私が先に離れることになった時、わざわざプレゼントを用意してくれました。気さくで仕事を頼みやすく、いい雰囲気を作ってくれていた後輩です。
いつもありがとう。素直に仕事を引き受けてくれて、丁寧に仕上げてくれて、ありがとう。快く幹事を引き受けてくれる時も、その気遣いに感謝しています!」
さて、いよいよ、最後の「ありがとう」となりました。「残念ながら、エピソードが思い浮かばなかった」と語るKさんは、職場のみなさんにこんなことを伝えたいそうです。
●職場のみなさんへのありがとう
「いろいろ考え、思い出そうとしても、ネガティブなことが全然ないんですよね。人間って、ポジティブな出来事よりもネガティブなことのほうが印象に残るらしいです。それが思い出せないということは、つまりそういうことが一切ないのだという結論に至りました。
たぶん、目に見えないフォローをたくさんしてもらってるんだと思います。みんなに感謝!」
このコメントを読んで、ストレスを感じることなく仕事に打ち込めるのは、「実は周りのひとのおかげ」ってことがあるかもしれないな、と思いました。
アンケートにご協力いただいたみなさん、素敵な「ありがとう」をいただき、ありがとうございます!