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ソルクシーズで働く人々

ソルクシーズ社員が思う「自分がしたい働き方」【前編】

ソルクシーズで働く人々

新型コロナウイルスの感染拡大により、仕事に対する意識や働き方が大きく変わりました。テレワークで仕事をしながら、これからの働き方について、あらためて考えたという人も多いでしょう。

さて、ソルクシーズ社員は今、自分の働き方についてどのように考えているのでしょうか。今回は、ソルクシーズの社員61名にアンケートを実施。現在の仕事環境や今後のワークスタイルについて、現場の生の声をレポートします。

まずは、最初の緊急事態宣言を受けて本格的に導入されたテレワークについて。「テレワーク(在宅勤務)で働くのは好きですか?」という直球の質問をぶつけてみました。

これに対して、「好き」「どちらかといえば好き」と答えたのは全体の67.2%。「嫌い」「どちらかといえば嫌い」は21.3%に留まっています。システムエンジニアのみなさんは、「テレワーク賛成派」が多いようです。

さらに「テレワークのいいところ」を聞いてみると、9割近くが「通勤時間がない」と回答しています。

勤務時間内で集中して作業が行えるので、残業が減った。夕方以降の時間を有効に使える
通勤時間がないので、始業時間ぎりぎりまで家事ができる。保育園のお迎えに早く行ける。家で過ごす時間が多く取れて子どもも喜んでいる
今までより遅くまで寝てられる(=前夜は起きていられる)
睡眠時間をしっかり確保できるようになり、精神的に安定した

おっしゃるとおり、必要悪だった通勤時間を仕事やプライベートにまわせるのが、テレワークの最大のメリットでしょう。業務に関して多かったのは「マイペースに働ける」「リラックスできる」という声でした。

休憩時間をとって、体を動かしたりベッドに横になったりできるのがいい
静かに仕事ができる
会社よりリラックス・集中できる

個人で完結する作業や、要件やタスクが明確な仕事を多く抱えているエンジニアほど、集中できる環境の重要度が高いようです。

このほかには、「通院しやすい」「銀行・市役所にいける」「宅急便が受け取れる」「昼食代・交通費・クリーニング代が節約できる」といった生活面のプラスアルファを挙げる人が目立っています。

このように何かと魅力的なテレワークですが、20%以上の人が「嫌い」と答えていることも忘れてはいけません。「テレワークのよくないと思うところ・困ったこと」を問うと、最も多かったのは「コミュニケーション」の問題です。

認識の齟齬が発生しやすい
文章にしづらいことを伝えたいとき、相手の反応を見ながら話したいときは、やっぱり対面じゃないと
話している時に相手の反応がわかりづらく、理解度を測りかねるときがある。図を書いて説明したいときも困る
状況をうまく伝えられないことがある

テレワークでのやりとりは、対面と比べて「伝えにくい」「伝わりにくい」のがデメリット。さらに、

いちいちツール(LINE、ZOOMなど)を使わないといけないのが億劫。オフィスにいるときは、ちょっといい?と声をかければすぐに確認できていた
話しかけるタイミングがつかみりづらい。ちょっとしたことを聞くのに迷うことがある
ふとしたタイミングでおしゃべりできない

というように、コミュニケーションの頻度が少なくなってしまう傾向もあるようです。気軽に話せない環境を憂慮するこんな声もありました。

組織のタテ・ヨコのつながりを作りにくい
気軽に聞ける関係を築きづらい
新しい現場に入ってすぐに在宅になると、顔を全然覚えられない。親しくなれない
孤独感がある人もいると思う

コミュニケーションに次いで多かった回答は、「家では仕事しにくい」。オフィスなら当たり前だったデスク・椅子・照明・空調・通信環境が、家にないのも当たり前です。「家族の行動の影響を受けやすい」「家庭の作業・対応が発生する」のもマイナスポイント。なかには「会議中に家族の大きな声が…」という冷や汗ものの体験をした人もいました。

加えて、「テレワークではメリハリをつけにくい」という回答もありました。

深夜や休日にも業務端末を起動して作業をしてしまうことがあり、仕事とプライベートの境界があいまいになりがち
時間に余裕ができる反面、終わる時間に対する認識が緩くなる
出社の場合は、残業しても終電を理由に帰宅できるけど、テレワークは深夜まで残業してしまうことがある
気分的にも、仕事と生活を切り分けづらい

気持ちの切り替えや、仕事の終え方がテレワークの課題となっている社員もいるようです。

最後にもうひとつ、テレワークのよくないところとして、ちらほら挙がっていたのが「運動不足」です。「毎日の通勤は、体力維持に役立っていた」と遠い目で振り返る人も…!?

目の敵にされることの多い通勤ですが、どうやらマイナス面だけではなかったみたいですね。コミュニケーションしかり、失ってみて初めて気がつくことが多いのが人生です。

後編】では、ソルクシーズ社員が思う「理想的な働き方」について深掘りします。

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