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ITトレンドレポート

ニーズ急増!システムエンジニアの地方暮らし最新事情【前編】

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テレワークが浸透してから、「システムエンジニアはどこに住んでもOKでは?」「地方に移住して東京の会社でテレワーク勤務もあり?」といった声が増えています。フルリモートが可能になり、出社する必要がなくなれば、どこに住んでいても仕事ができる環境になりつつあります。

実際のところは、どうでしょうか。システムエンジニアの仕事やキャリアに関する調査や、地方移住関連のニュースを見ると、「自然に囲まれて、悠々自適に暮らす穏やかな生活」は、老後の夢ではなく明日の現実に近づいているように感じられます。

パーソルキャリア株式会社が150,000人の会社員に行った調査によると、コロナ禍の影響で地方移住に興味を示したのは29.2%。そのうち2.6%はすでに移住したと答えています。20代では37.0%30代では30.2%が地方移住に興味を示しており、40〜50代に比べて高い比率となっています。

地方移住に興味がある理由としては、「実家がある」という回答が最も多く、次いで「自然にあふれた魅力的な環境」「都会の生活に疲れた」「生活コストの削減」「子育てに適した自然環境」など、地方ならではのライフスタイルを求める声が挙がりました。

全体的に地方移住者が増えているという総務省の調査もあり、都会から離れたいというニーズは確実に高まっているようです。

地方移住に興味がある人のうち、地方の企業で働きたい人とテレワークなどで首都圏の企業で働きたい人の割合は、ほぼ半分ずつ。テレワークの浸透などによる仕事環境の変化が、このようなニーズに結びついていると考えられます。

一方、既に地方に住んでいるエンジニアの多くが、東京の会社の仕事をするならテレワークと考えています。株式会社ショーケースが地方で暮らすITエンジニア103名を対象にした調査によると、「仕事のために居住地を離れることに抵抗感がある」と答えたエンジニアは全体の69.9%にも上ります。

理由としては「現在の居住地に愛着がある」「子育てなどの家庭の事情」「パートナーの仕事の事情」などの回答が上位を占めました。

これに対して、「東京にある企業がフルリモートを認める採用を行っていたら」という質問に「関心がある」と答えたのは79.2%。地方に住みながらもフルリモートで東京の会社に勤務したいというニーズは、テレワークの定着によって急激に高まっています。

ただし、「あなたの周りでは、現在の居住地で地方在住型フルリモートを行っている方はいますか」という質問に、「いる」と答えたのは28.1%。理想と現状の間には、まだまだ乖離があるようです。

考えられる課題としては、フルリモートに耐えうるだけの環境が整っていない企業が多いこと。求職ニーズは顕在化しており、フルリモート可能な求人が増えれば、Uターンや地方移住を実現させて東京の企業に勤務するシステムエンジニアは急増するはずです。

こうなってくると、何だか急に地方移住が最先端のライフスタイルのように思えてきませんか?続く【後編】では、地方移住者が増えていく未来を見据えて、そのメリットとデメリットを紹介します。

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