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現場の取り組み

担当者と利用者に聞いた「ソルクシーズのSchoo活用術」

現場の取り組み

新入社員研修、キャリアパス研修から、最新のIT技術・知識を習得できるeラーニングシステム「Solxyz Academy(ソルクシーズアカデミー) 」まで、さまざまな学習の機会を用意しているソルクシーズ。RPAAzureなどをテーマとした社員主催の勉強会も活発に実施されています。

昨年から、社員向けの学習コンテンツがさらに充実しました。ライブ動画学習サービスSchoo」を社員なら無料で利用できるようになったのです。担当のKさんによると、検討を開始したきっかけは、「中堅社員のスキルアップと、DXエンジニアの育成」だったそうです。

デジタルトランスフォーメーションやAIなどの技術レベルを高めたいシステムエンジニアや、ビジネススキルを磨きたいリーダークラスに対して、本格的に学習を始めるためのきっかけづくりがしたかったんです。

幅広いコンテンツがあり、手軽に始められるeラーニングシステムを探した結果、Schooがいいのではないかと思いました。6,000~7,000のコンテンツがあり、幅広いテーマの動画コンテンツを利用できるのが魅力でした

これなら中堅社員だけでなく、すべての社員が活用できたほうがいいと考え、ソルクシーズに加えてグループ企業も利用できるようにしたというKさん。社員が利用するために、予約して利用する仕組みを作って社内向けに公開しました。

本運用に入ったのは7月です。利用できるアカウントの稼働率は月によって変わるのですが、50%~65%ぐらいですね。各部署での研修の一環として活用したり、若い社員に対するOJTのなかで教材として利用したりすることもあるようです

最も人気があるコンテンツは、意外にもIT系ではなくビジネススキル。プログラミングとエンジニア向けの講座も利用は多く、英語やWebデザインを学ぶ社員もいます。

社内に浸透させるべく、定期的に「Schoo通信」を配信。コンテンツを紹介しつつ、実際に利用した社員の生の声を伝え、利用したことがない社員の受講を促しています。「使ってみた社員にアンケートをとったら、否定的な声はなかったですね」というのは、「Schoo通信」を発信しているUさん。コンテンツの幅広さと手軽さが好評だといいます。

目下の課題は、利用者に偏りがあること。「やってみたらおもしろくて、毎月受講するようになった社員がいる一方で、Schooを無料で使えることを知らない社員もいます」。まずは稼働率を高めたいというKさんは、新たな活用法を提案しようとしているそうです。

「利用者に偏りがある」ということは、“活用が盛んな部署や(子)会社がある”ということ。そこで利用者が多い組織にも話を聞きました。

昨年4月入社の新入社員の配属後、幅広い知識や興味の範囲を広げるために活用を勧めました」という開発部門のT部長は、「新しい技術を学び始める際に、イメージをつけるのに役立っているのでは」と感じているそう。

20代の社員に、若いうちから興味の幅を広げるためのきっかけとして利用してもらうことや、30代以降でも、これまで経験してこなかった技術や、ニッチな分野について学ぶためのリスキリング・ツールとして期待しています」(T部長)

銀行向けシステムの開発を主として行っているグループ会社にも聞いてみました。

多くの社員が客先常駐のため、外部研修を受講する時間を捻出するのが難しいので、気軽に受講できるSchooを利用することを会議や全体メールで勧めました」(S社長)

その号令のもと活用した社員からは
考え方や時流の話題など、担当業務には直接関係なさそうだけど、勉強になるコンテンツがあります」「知っている分野の話ですが、系統立てて再確認出来てよかった」「テクノロジー用語など、聞いたことはあったが、よくわかってなかった部分について理解出来てよかった」「動画が見やすかったです」という感想がありました。

ツールの活用推進のためには、部門責任者の働きかけと、いろいろな利用者の意見を聞く機会を増やすのが大事なのかな、と感じました。この記事を読んで「Schoo、利用してみようかな」という社員が増えればよいな、と思います。

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