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現場の取り組み

資格取得対策、ツール活用、アプリ開発…IT技術研究会主催の勉強会がアツい!③Azure

現場の取り組み

学習環境の充実度は、ソルクシーズの強みのひとつです。会社が実施する集合研修に加えて、自社開発のeラーニングシステムがあり、ライブ動画学習サービス:Schooを活用して学ぶこともできます。

さらにもうひとつ、社員が講師を務める勉強会も年を経るごとに充実しています。社内サークルの「IT技術研究会」が開催するこのシリーズでは、過去2回でRPAIT系資格講座について紹介してきました。

第3回のテーマは「Azure」。勉強会企画を推進したSさんに、実施のきっかけについて聞いてみると、こんな答えが返ってきました。

昨年、とあるクラウドの案件を営業しているときに、もっと自信をもって提案したいと思ったんです。クラウドに関する技術や知識のレベルを高めれば、案件を受注できるチャンスが広がるんじゃないか、と

独学となると、インフラのサーバーを作ってプログラムを載せてと作業しているうちに、挫折しそうだな、と思ったSさんは、仲間を集めようと思い立ちました。

勉強会を開催すると、会社から奨励金が出るので、募集しやすかったんです。長い道のりになるけど、システムをひとつ作ってみるというプログラムにしようという話になりました

こうして、Azureとフロントエンドについて学ぶ超実践的な勉強会がスタート。最初にデータベースを用意して、次はサーバーを立てて、そこにアプリケーションを載せて、インターネットからセキュアなネットワークに移してと、毎回ゴールを決めて進めているそうです。

やっているうちに、いろいろ学びたいことが増えてきました。システム構築のお金の流れについて学ぼうとか、AWSの現場にいるメンバーがいるので教えてもらおうとか。もともと、社員同士で教える・教わるを交互にやりたかったので、こういうことが新たな風土づくりにつながればいいなと思っています

一人ひとりが講師でもあり、生徒でもあるオンライン勉強会は、AzureとフロントエンドにAWSを加えて、月2回で1年間実施することになりました。

ひとりで勉強したほうが、短期的には速く進めることができるんですけど、モチベーションが続かないんです。勉強会でときどき講師がまわってくれば、勉強しなければならない状況を作れます。ひとつのテーマに対して、複数のメンバーが協力して調べたりしているので、孤独になりづらいというメリットもあると思います

実際に進めてみてわかったのは、それぞれの常識は、他のメンバーにとって常識ではないということ。違う環境で働いているエンジニアが集まることによって、個人差や多様性を受け入れやすい環境になったのは大きな気づきだったといいます。

仕事じゃないので、しんどい思いをしてまでやりたくない。資料は必要最小限にして、作業はできるだけ手分けしています。勉強会のよさは、組織の関係や年次などを超えて、横の連携が図れることですね。まだまだやりたいことがいっぱいあるので、それぞれに対して参加意識が高い人を集めて続けられればと考えています。実は、思ってたより手間がかかることもあるんですけどね(笑)

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