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現場の取り組み

資格取得対策、ツール活用、アプリ開発…IT技術研究会主催の勉強会がアツい!②情報処理技術者試験

現場の取り組み

プロジェクトマネージャーやプロジェクトリーダー、システムエンジニアの育成に力を入れているソルクシーズ。新入社員・若手社員を対象とした研修や、実践的な技術・知識を学べるeラーニングシステムに加えて、社員が自主的に企画する勉強会も開催されています。

特定の分野に精通する社員が講師を務める勉強会を主催しているのは、社内サークルとして誕生した「IT技術研究会」。このシリーズでは、昨年からこの春にかけて開催されたさまざまな勉強会の講師にインタビューして、実施のきっかけやプログラムについて紹介しています。

第1回のテーマは「RPA」でした。今回取り上げるのは、IT関連の資格取得をめざす勉強会です。講師のTさんは、今年定年を迎える64歳※。講師を買って出たのは、25年を過ごした会社に何らかの形で貢献できないかと考えたからだそうです。
(※60歳定年。雇用延長制度を利用し、65歳まで嘱託社員として勤務中)

ソルクシーズに転職する前は、保険会社で社内SEをやっていました。長年、金融系のシステムに携わるなかで、情報処理技術者、システム監査、システムアナリスト、ファイナンシャルプランナーの資格を取得してきました。

システムの仕事は忙しくて、資格を取るための時間を作るのは難しいんですよね。それでも高いモチベーションをもってスキルアップにチャレンジしようとする社員がいます。業務時間外に勉強する同僚に、自分が持っているものを伝えられたらと考えたんです

IT技術研究会の講師募集を見て応募したTさんは、「FP3級受験対策講座」「高度情報処理技術者試験 論文対策講座」を開催することになりました。プログラムを設計する際に心がけたのは、実際の業務につながる内容にすることでした。

ソルクシーズの社員は、一人ひとりは優秀な人たちだと思うんですけど、情報共有が苦手な人も多くて、技術的な知識を得たくてもひとりで悶々としていたりするんです。勉強会をきっかけに、情報や知識を共有する場が増えれば、という思いがありました

資格を取得したのは、日々の業務とは違う世界を知りたかったからというTさん。システム開発の現場を離れて、事業支援部の一員としてセキュリティ向上活動に携わるようになってから、社員が持っている知見を共有したいという思いが強くなったそうです。

勉強会に参加したメンバーは、資格を取得する目的が明確で、こういう人たちが増えればいいなと思ったとのこと。「IT技術研究会の勉強会は、ボトムアップで自主性があるからいいんですよね。偉い人が声かけすると、強制されているように感じる社員もいるかもしれないので」。実際に学んでいる社員に触れて、現場の悩みやニーズから発生した学びの場の大事さをあらためて感じたといいます。

ソルクシーズに何かを残したいという思いがあります。中小企業だった頃から、目の前にある仕事をずっとやってきて、振り返ってみると会社の取り組みの幅が広がったなと感じますね。ノウハウを横展開できる基盤ができた今、社員が教え合う場はより有意義になっていると思います

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