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ソルクシーズの製品・サービス

スタートから9年め。「いまイルモ」のセンサー&サービス進化論【後編】

ソルクシーズの製品・サービス

デジタルトランスフォーメーションの推進を掲げる企業が増えてきたなかで、ソルクシーズの高齢者見守り支援システム「いまイルモ」もまた、改革の時期を迎えているのかもしれません。

サービスの質を高めたい介護施設や、高齢者関連事業に携わる企業の声に耳を傾けてきたSさんは、今後の「いまイルモ」の可能性について熱く語ってくれました。

いまイルモの最大の強みは、センサーやデータ取り込みの信頼性です。システムや機能という優位性を活かして、自治体や介護施設、事業者とのさまざまな連携を進められるのではないかと考えています

ひとり暮らしの高齢者や、介護施設の利用者の行動を把握できる「いまイルモ」は、さほど介護を必要としない自立型老人ホームや、サービス付き高齢者向け住宅などで強みを発揮します。Sさんが着目しているのは、居住者の管理システムの強化です。

センサーの情報を一括管理・一覧管理できる仕組みがあれば、介護スタッフの業務効率化が進み、異常発生時の早期対応を定着させることができます。

2021年10月には、社会福祉法人奉優会が提供する小規模多機能型居宅介護事業の見守りサービス「サブスクYUMICO」が、「いまイルモ」を採用。照度、温度、湿度、バイタル、ドアなどのセンサーによって個々の生活ぶりを「見える化」し、トラブル発生時のアラートによって迅速に駆けつけることができます。

システムによっては、異常のタイプに応じて通知音を変えることもできるとのこと。健康型(自立型)有料老人ホームや、一般型のケアハウスなど、元気な高齢者が利用できる施設が増えている今、管理機能を向上させれば、連携できる自治体・企業は増えていくでしょう。

もうひとつの観点として、センサーで取得できるデータの活用があります。クラウドのメリットを活かして、さまざまな高齢者向けサービスに向けてビッグデータを展開できれば、「いまイルモ」の価値が高まるというシナリオです。

ビッグデータ連携については、どう活用するかを具体的に決めていかなければなりません。大学などと一緒にデータ解析や実証実験を進め、サービス拡充の方向性を見出せればと考えています

以前にトライし、手応えをつかんだロボットについても、バージョンアップさせたいというSさん。ビッグデータやロボットのプランを進められる状況になったら、新たな人材を採用したいそうです。「変化が多いマーケット、簡単ではない商材なので、成長意欲がある人がほしいですね」。さらなる進化を遂げる「いまイルモ」の今後の展開にご注目ください。

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