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eスポーツで地域振興、企業活性化 山上社長が語る「eek(イーク)」がめざすもの【前編】

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eスポーツを通じて社会の活性化に貢献する株式会社eek(イーク) は、ソルクシーズのグループ会社で、eスポーツ関連の「採用マッチング」「企業・自治体への活用コンサルティング」「プロ選手のエージェンシー」という3つの事業を展開しています。

2023年10月にはX(旧 Twitter)の公式アカウント「@eek_works」を開設。スポーツの日のイベントとして、10月10日から31日までの期間限定でプレゼントキャンペーンを実施するなど、eスポーツシーンの魅力を広めていくための取り組みを推進しています。

今回はそんなeekの山上社長と、eekの設立 から深く関わっているソルクシーズ社員のAさんにインタビューを実施しました。【前編】【後編】の2回にわたり、eekの最近の取り組みとその狙い、事業を通して実現しようとしていることをレポートしていきます。

さて、さまざま取り組みを推進するeekの直近の活動のひとつが、岡山県真庭市でのeスポーツ特別講演のプロデュース です。

ソルクシーズは、真庭市が進める産学官民が一体となり地域企業を支援する「真庭DX戦略推進協議会」に加わっており、今回の取り組みはその第一弾。岡山県立勝山高校の教員・同窓生が主催し、地域の高校生・社会人に無料で講座を提供する「鼓山塾」にて、eekの顧問も務める弁護士兼プロゲームプレイヤー・宮本康平氏を講師に招いて講義を実施しました。

eスポーツを認知していない方々への講演だったので、わかりやすい入口にすることを重視しました。面白い肩書を持った方がお話をするといいのではないかと。かなり評判がよかったので、他の自治体にも展開していければ、eスポーツの理解が広まる契機になると考えています」(山上社長

市場としてまだ新しいeスポーツ業界。事業を展開・拡大していくうえでは、企業・自治体の取り組みや大きな大会の増加など、市場そのものの成熟が欠かせません。

自治体が本格的にeスポーツに参入すれば、新たな事業や職業・仕事も生まれてきます。そこからコンサルティングのご相談をいただいたり、採用ニーズが発生したりと、eekの事業への波及も期待できます」(山上社長

なかでもコンサルティング事業は、地方を中心に自治体からのニーズがとくに大きい領域です。

幅広い層を対象にできるeスポーツは、高齢者の脳の活性化、世代間交流、地域振興など、自治体にとってさまざまな魅力があります。予算も通りやすいようで、何らかの形でeスポーツに取り組もうとする自治体は増えていますね」(山上社長

ソルクシーズの別のグループ会社でも、地方自治体に向けたDX支援を行っているのですが、やはりeスポーツに興味を持つ自治体が増えていると聞いています」(Aさん)

2023年2月には、北海道ハイテクノロジー専門学校と連携して、介護施設の入居者と学生の世代間交流を目的としたゲーム大会を実施 しました。

その介護施設では今でも、定期的にイベントを開催しています。地域の幼稚園と連携したところ、お子さんたちから『また一緒にやりたい』という声が挙がったそうです。eスポーツを通して世代間交流の場が生まれた事例のひとつです」(Aさん)

続く【後編】では引き続き、eekのコンサルティング事業の取り組みについて紹介するとともに、別領域の事業についても最新の活動をレポートします。ぜひあわせてご一読ください。

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