1981年の創業以来、「愛と夢のある企業」を経営のモットーとして、お客様の夢を実現するソリューションカンパニーをめざしてきたソルクシーズ。現在は持続的な成長と企業価値向上を実現するべく、地球規模のさまざまな問題を解決するための国際目標「SDGs」にもコミットしています。
重点取組目標である「イノベーションで産業や技術の発展に貢献」「次世代のIT人材の育成を通じ社会や産業の発展に貢献」をはじめ、成長・雇用・イノベーション・教育・保健・ジェンダー・エネルギーなど、幅広い領域にまたがるさまざまな取り組みを推進中です。
今回は、サステナブルな社会の実現に貢献するソルクシーズの取り組みのなかから、8つの事例をレポートします。
最初に紹介するテーマは、ディーセントワーク(働きがいのある人間らしい仕事)の促進。SDGsの目標8「働きがいも経済成長も」に関連する取り組みです。ソルクシーズグループが提供しているオンラインストレージ「Fleekdrive 」は、企業の適切な情報管理や業務効率化を推進するとともに、テレワーク・リモートワークの普及にも貢献しています。
テレワークがより浸透することによって、働き方改革やワーク・ライフバランスの最適化も推進することができます。今後は、地方や郊外で暮らしながら都市圏の企業の仕事を請け負う人も増える見通しで、セキュアな環境で活用できるコミュニケーションプラットフォームは、地域活性化にも貢献できるでしょう。
2つ目に紹介するテーマは、「技術を活用したビジネスの革新・創造」です。グループ企業のノイマンが提供している「N-LINE 」は、自動車教習所の学科教習をオンラインで学習できるツール。新型コロナウイルスの感染リスク低減に寄与するとともに、教習所に足を運べない方に自動車免許の取得機会を提供できるソリューションです。
学習ツールといえば、ソフトウェアの開発技術を学べる「ユーリカボックス 」は、組込みソフトウェアのコンサルティングを通じて現場をよく知るエクスモーションがリリースしたプラットフォームです。慢性的な人材不足が課題となっている領域に学習プログラムを届けることによって、業界の成長を支援できればと考えています。
SDGsの目標3「すべての人に健康と福祉を」を実現するためのテーマは、「増大する高齢者の健康寿命の延伸」「安全な移動・輸送手段の提供」「地球に優しいモビリティ社会づくり」の3つです。
「増大する高齢者の健康寿命の延伸」を実現するソリューションは、見守り支援システム「いまイルモ 」です。多機能センサーにより、ひとりで暮らす高齢者の暮らしや健康状態をスマホで確認できるようになります。近年は、病院や介護施設での導入が増え、高齢者のQOL向上に寄与しています。
「安全な移動・輸送手段の提供」においては、全国の自動車教習所に学科学習システム・デジタル教材・業務管理システムといったさまざまなシステムやコンテンツを提供。交通事故防止、地域社会の安全をサポートしています。
3つ目の「地球に優しいモビリティ社会づくり」は、日本の先進技術である自動車業界への支援です。SDGsの目標3「すべての人に健康と福祉を」にコミットする取り組みとなります。
自動車業界では現在、「Connected(コネクティッド)」「Autonomous(自動運転)」「Shared & Services(カーシェアリングとサービス)」「Electric(電気自動車)」の4領域を軸にした「CASE」により、自動車の新しい価値を創出する挑戦が推進されています。
ソルクシーズのグループ会社エクスモーション は、組込みソフトウェア開発現場へのコンサルティングを通して、高品質なソフトウェアの開発をサポート。安心・安全で地球に優しいモビリティ社会の実現に貢献しています。
【前編】では、「ディーセントワークの促進」「技術革新を活用したビジネスの革新・創造」「増大する高齢者の健康寿命の延伸」「安全な移動・輸送手段の提供」「より地球に優しいモビリティ社会づくり」といったテーマについて紹介しました。残る3つについては、【後編】で解説していきます。ぜひ併せてお読みください。