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ソルクシーズがめざす未来

新たなサービス開発を推進!ソルクシーズとサイバーコアが資本業務提携する理由

ソルクシーズがめざす未来

2022年10月、ソルクシーズは株式会社サイバーコアと資本業務提携を実施すると発表しました。銀行、証券、保険、クレジットカードなど金融業界をはじめ、通信業界、製造業などに多様なソリューションを提供するソルクシーズにとって、技術力が高い企業との提携は、ビジネスの領域を広げる契機となります。

サイバーコアの強みは、画像AIにおける先進的な技術です。ビジョンAIの3要素といわれる高速処理(エッジ化)、認識の精度、画像の鮮明化・軽量化・欠損復元といった技術をワンストップで提供。コンピュータビジョンの国際的なコンペティション「CVPR」において、2年連続で優勝を遂げています。

ソルクシーズとサイバーコアの主な接点は、IoT自動運転です。グループ会社の株式会社イー・アイ・ソルが、IoTを活用した検知・計測・予知保全などのソリューションを提供するソルクシーズに対して、サーバーコアはAIを用いた行動検知や列車混雑率測定などのサービスを展開。協業によって、製造業や運輸業のDXを支援する新たなシステムやサービスを開発できる可能性が高まります。

CASEを始めとした自動車業界の開発コンサルで実績を挙げているグループ会社の株式会社エクスモーションとも、自動走行センシング関連の技術に長けたサイバーコアはシナジーが見込めます。自動運転関連のサービス領域は幅広く、遠隔監視や制御など走行に直結するソリューションに加えて、地域ごとの走行状況や人の流れなどの情報提供も必要となります。

IoT関連サービスの実績があるソルクシーズと、独自のAIアルゴリズムを駆使して道路&車番認識、顔認識、交通モニタリング、セキュリティカメラなどのソリューションを展開するサイバーコム。両社の技術・ノウハウの融合がスムーズに進めば、利便性の高いサービスを生み出せるでしょう。

今回の枠組みは、業務提携と資本提携の2つに分かれています。業務提携の柱は、「画像認識・画像解析アルゴリズムを活用したサービスの提供」「IoT・自動運転領域におけるソリューションの共同開発」「営業連携」。資本提携については、サイバーコアが実施する第三者割当増資をソルクシーズが引き受ける形の出資となっています。

さまざまな領域でストックビジネスとコンサルティングサービスを拡大しようとしているソルクシーズグループにとって、今回の提携はサービス開発と顧客開拓のスピードを高める有効な施策になるはずです。

パラダイムシフトを起こそうとしている自動車業界、スマートファクトリーの実現が急務となっている製造業など、DXが急速に進む業界向けの新たな取り組みが始まる際には、随時レポートいたします。

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