ソルクシーズの新入社員に、現場に配属されてからの日々についてインタビューする「配属6ヵ月後レポート」。男子ペアの後編では、それぞれの働き方、成長、将来のキャリアについて聞いてみました。
お客様のオフィスに常駐しているMさんは、「イメージ通りの仕事と働き方」だそうです。現場に配属された当初は、「報告・連絡・相談」ができておらず、日報の書き方を指導されたこともありましたが、今は自分からアウトプットできるようになっています。
「システムエンジニアとしてのスキルよりも、ビジネスマナーやコミュニケーション力のほうが成長できた実感があります。技術については、現場で使うツールはマスターしたのですが、コードを書くような仕事はほとんどなかったので、これからですね」
3人のプロジェクトで働いているTさんは、完全にテレワーク。個別に進める案件が多いので、マイペースで進められる環境でよかったと感じているそうです。
「最初からコーディングをさせてもらえると思っていなかったので、いきなり書いてみようかといわれたのは、いい意味で驚きでした。フレームワークやプログラミング言語がわかっていたから、今のプロジェクトにアサインされたのだと思います」
仕事をしながら、新しいフレームワークやプログラミング言語、ドメインなどの知識が身について、業務スキルも上がっている実感があるというTさん。本を読んでも学べない現場ならではのノウハウを体得できたのがよかったと振り返っています。
職場の人間関係についてMさんに聞くと、「みなさん優しくて、わからないことがあるとすぐに教えてくれます」という答えが返ってきました。前にも聞いたかもしれない…と思いながら恐る恐る質問しても、柔らかい物腰が変わらない人ばかりだそうです。
「最初は成長したいという思いが強すぎて、急いで作業してミスをするということが続いた時期がありました。そのとき、OJTの先輩はミスを叱らず、『うちの仕事は難しいから、すぐにはできない。焦らずしっかり進めよう』といってもらえました」
丁寧に仕事をして、確実に力をつけてほしいという思いが伝わってきて、いい職場だなと実感したといいます。
Tさんも、同じ問いに対して、「上司と先輩が優しい」「わからないことがあると、すぐに教えてくれる」と答えています。OJTの先輩とは、仕事で困っていることを率直に話せる関係です。
最後に、それぞれが思い描くキャリアについて聞いてみました。「IT業界に行こうと決めたときから、マネージャーをめざすと思っていた」というMさんに対して、「いずれは上流工程に関わりたい。スペシャリスト志向だけど、リーダーやマネージャーも視野に入っている」というTさん。まずは経験を積んで、技術・知識を磨きたいという思いは一緒です。
「上司の方が現場を仕切ったり、お客様とやり取りをしたりしている姿を間近で見られる今の環境は、すごく勉強になります」(Mさん)
「AI関係の仕事がしたくて専門学校で学んで、今も勉強を続けています。今後、AI関連のプロジェクトが立ち上がったときに、ぜひやらせてほしいと手を挙げられるような力をつけたいと思っています」(Tさん)
着実に成長してきた2人は、4月から2年目になります。達成感を得られる仕事をやり遂げたとき、また話を聞かせてください。