2020年4月の緊急事態宣言を受けて、多くの社員がテレワークにシフトしたソルクシーズは、「通勤時間がなくなった社員が、身につけたいスキルを選んでいつでも学習できるようにしよう」という趣旨で「Solxyz Academy(ソルクシーズアカデミー)」を立ち上げました。
システムエンジニアの全体的なスキルアップをめざして開発されたプログラムは、全34コース。社内のエンジニアは、どんな目的でどのコースを受講したのでしょうか。前・後編に分けて6名の体験談を紹介します。
その前に、「ソルクシーズアカデミー」で学べる人気メニューをチェックしておきましょう。
HTML、CSS、Java Script、Webアプリケーションをマスターできる「Java学習コース」、RPAの開発環境「UiPath studio」と管理ツール「UiPath Orchestrator」を操作できるようになる「RPA学習コース」が充実しており、「Salesforce学習コース」「AWSクラウドコース」「Azureクラウドコース」「モバイルアプリ開発コース」といった開発者やシステム管理者のためのプログラムも用意されています。
前編では、若手社員の体験談に耳を傾けてみましょう。「JavaScript基礎」「Spring BootによるWebアプリケーション開発」を受講したのは、2020年4月に入社した新人のFさんです。
配属されてから関わる予定のプロジェクトで、役立つスキルを学んでいた6月に、先輩社員から「Solxyz Academy(ソルクシーズアカデミー)」の利用を勧められたそうです。
「テキストで説明されるだけでなく、途中段階のプログラムを完成させるという課題があったので、実際に手を動かして学習できました。項目ごとに、適度なボリュームで要点がまとめられていたのもありがたかったですね。説明文だけ読んでも解決できない難易度の高い分野で、実践的な課題に取り組めたのがよかったです」
今後、新しい言語をマスターする必要が生じたときに、再度利用したいとのこと。
情報工学系の学部や専門学校で、プログラミングを学んだ経験がある新入社員にとっては、研修期間中にプラスアルファで学べるコースとしておすすめです。
クレジット系の基盤・運用の部署で働く2年めのTさんは、「AWS学習」「Azure学習」のコースにチャレンジしました。
「受講しようと考えていた集合研修がコロナ禍で中止となり、代替案を探していた時に『ソルクシーズアカデミー」』を思い出しました。調べてみると、勉強したい講座があったので、上司に相談して受講を決めました」。
初めてAWSやAzureに触れる人でも理解できるように整理されており、学習が捗ったそうで、次の学習にも活用したいと語ってくれました。
Tさんと同じくクレジット系のシステムに関わる3年めのMさんが選んだのは、「Servlet + JSP入門」「データベース基礎」「JavaScript基礎」。
元々、受けようと思っていた研修が中止になり、多忙ななかでも学べるeラーニングを検討していた時に、「ソルクシーズアカデミー」の社内広報を見たのを思い出しました。スキルアップは上司と立てた上半期の目標のひとつだったので、申請するとすんなり承認されました。
「単元ごとにページが分かれているため、学習の区切りをつけやすく、休み時間やすき間時間にも取り組めるようになっていました。コードの例や解説もわかりやすく、スムーズにスキルの習得ができてよかったです」。
モバイルアプリの講座にも興味があり、仕事直結ではないコースも受講してみたいと考えているそうです。
「Solxyz Academy(ソルクシーズアカデミー)」の講座レポート、後編はマネージャー・リーダーの受講体験談を紹介します。