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ソルクシーズの製品・サービス

「Kebbi Air×いまイルモ」で実現する世界

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ソルクシーズが提供する見守り支援システム「いまイルモ」がコミュニケーションロボット「Kebbi Air」と連携。2022年に介護施設で新たな見守りシステムの実証実験をスタートします。

今回は「いまイルモ」と「Kebbi Air」のそれぞれの概要に加え、両サービスのコラボレーションにより実現する世界を紹介します。

高齢者見守り支援システム「いまイルモ」は、2013年にスタートしたIoTのシステムです。独り暮らしの高齢者が暮らす部屋や介護施設に多機能センサーを設置し、部屋の明るさ、温度、湿度、在室・不在などの情報を収集。異変が生じたときは、家族や介護スタッフに通知される仕組みです。

カメラを使わないため、利用者のプライバシーをしっかり守りながら、状況を把握することができます。温度、湿度、行動履歴などのデータは、複雑な操作をせずにスマホで確認することができ、見守る側も見守られる側も負担やストレスがありません。

ドアセンサー、離床センター、呼吸や脈拍の有無を検知する非接触バイタルセンサーなどのオプションがあり、ナースコール連携をはじめとするカスタマイズもできるため、サービス付き高齢者住宅、有料老人ホーム、訪問介護事務所、ヘルパーステーションといった施設でも利用されています。

一方、「Kebbi Air」は台湾のNUWA ROBOTICS社が開発したAIスマートロボット。画像認識、音声認識・合成、チャットロボットなどのAI機能を駆使して、コミュニケーションを取ることができます。

6つのアレイマイクによる音源認識、人感センサー、カスタマイズ対話機能、タッチスクリーンなど、多様な機能が搭載されており、相手の性別、年齢、状況に合わせた対応ができるのも魅力です。

かわいらしいフォルムや、12個のAIサーボモーターにより制御された滑らかなジェスチャー、ディスプレイに表示される多彩な表情も人気につながっており、台湾での累計販売台数は6,000台を越えています。

いまイルモ」は、「Kebbi Air」との連携によって、従来のサービスにコミュニケーション機能をプラスしました。「いまイルモ」では画面・メール等で通知していた異変の内容を、代わりに「Kebbi Air」が発話して知らせることが可能で、高齢者住宅や介護施設などで活用できる機能に特化しています。

今後は、設定した時間に薬の飲み忘れなどをリマインドする「時報」をはじめ、ロボットならではのオプション機能を順次追加する予定です。

これまでの多くのコミュニケーションロボットは、介護現場における活用場面が「癒しを目的としたレクリエーション」に限定されてきました。そのため、介護現場から「かえって従業員の負担が増えるのではないか」「業務の負担を軽減できないか」と相談を受けることもありました。

ソルクシーズがめざしたのは、高齢者の安全と介護スタッフの負担軽減を同時に実現できるロボット。クラウド経由で「Kebbi Air」と「いまイルモ」を接続し、コミュニケーションロボットの可能性を最大限に引き出すことにチャレンジしています。

導入の際には、数多くの介護現場に「いまイルモ」を提案してきた専門スタッフがニーズに応じて総合的にサポート。従業員による見回り業務の負担軽減や、利用者の体調変化の早期発見など、さまざまな課題解決に貢献します。

「労働環境の改善に取り組みたい」「介護サービスの質を向上させたい」とお考えの方は、「お問い合わせ」ページよりぜひご連絡ください。

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