ソルクシーズは【経営理念】とともに【経営の基本方針】【行動指針】を一部改定し、2025年2月より運用を開始しました。
改定の背景には、当社と世の中の動きがあります。1981年の会社設立から40年以上たち、2023年には17年ぶりとなる社長交代を発表するなど、経営環境が変化しました。また、生成AIを始めとした技術革新の著しさや、社会課題の変化への対応を求められています。
そんな中でも持続的に企業価値を向上するため、当社の「存在意義」と「目指す姿」をあらためて明確にしよう、と長尾会長と秋山社長へのインタビューも踏まえた検討を重ね、今回の改定に至りました。
設立以来、経営のモットーとして掲げられてきた「愛と夢のある企業」という文言は、当社の経営の根幹であり、新しい【経営理念】にも受け継がれています。
「愛と夢のある」という言葉は、創業者である長尾会長が社長となる以前から、現場でよく口にされていた言葉だそうです。お客様と仕事をする際のひとつひとつの作業に「愛がある(=顧客ファースト)」か否かということを常に考えていたとのこと。
「愛と夢のある」について、今回の改定に携わったメンバーにきいたところ、仕事をする上での愛は“思いやり”と “リスペクト”、夢は“ありたい姿”、だそうです。皆さんにとって「愛と夢のある」とは、どんなイメージでしょうか。
【経営の基本方針】は、「社会に貢献する」から「持続可能な未来社会の実現を目指し、社員を含めたすべての人たちに貢献する」という未来志向の文言にバージョンアップしました。
そこには、長尾会長や秋山社長の「社員を大切にしたい」という思いとともに、社員個々人の意識もとり入れられています。改定に先立ち2024年9月にグループ社員向けに実施した「サステナビリティ課題に関する社員アンケート」でも、「人的資本」「人権」という要素も重要なファクターとして考えられる、という結果になっています。
このアンケートで同じく上位にマッピングされた「価値創造」という要素と対応する文言が、新しく設置された【行動指針】にあがっています。例えば「1.高い技術力を磨き、社会に貢献する」「4.新ビジネス・新技術にチャレンジする」「5.専門特化した技術を駆使したグローバル企業を目指す」などです。
社長就任以来『変えない部分と変える部分との調和』という言葉をたびたび口にされてきた秋山社長がインタビューで語ったこととして、変えたい部分は「社員一人ひとりが “ここだけは負けない”と言えるプロフェッショナルな部分を持つようになってほしい」ということ。
そのために「人的資本データの可視化と分析」「研修制度の拡充」「チャレンジ制度」などの検討・整備を進めています。
新しくなった【経営理念】【経営の基本方針】【行動指針】のもと、全従業員でその実現に向かって取り組んでまいります。今後もソルクシーズグループのチャレンジにご注目ください。
※今回ご紹介した「経営理念」等の詳細は、ニュースリリース「経営理念等の改定に関するお知らせ」にてご覧ください。