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ソルクシーズが変わる!秋山新社長インタビュー【前編】

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2023年3月30日、ソルクシーズが17年ぶりとなる社長交代を発表しました。長尾章 代表取締役社長は代表取締役会長となり、秋山博紀 常務取締役が新たな代表取締役社長に就任。SIビジネスとストックビジネスを2つの柱として成長してきたソルクシーズは、DX、FinTech、クラウドなど最先端技術を活用した新たなサービスを推進していこうとしています。

今回はさっそく、秋山新社長にインタビュー。これまでの経歴、事業拡大のプロセス、今後の戦略や注目している技術などについて語っていただきました。

―社長就任、おめでとうございます。最初に、これまでの経歴を教えていただけますか。
大学を出て、就職したのは建築設計事務所だったのですが、周囲の環境を見渡すうちに、進むべき道を考え直したほうがいいと思うようになりました。退職してから、就職先を探そうと情報誌を見ていた時、大学時代に電算室でデータの打ち込みのアルバイトをしていたことを思い出したんです。

―当時はまだ、ワープロもなかったですよね。
そう。なぜか、タイピングが周りのひとより上手かった(笑)。今でいうIT企業が出始めた頃で、未経験採用をしている企業が多かったですね。いろいろ探していくと、「エンジニアがエンジニアのために作った会社です」というキャッチコピーが目に留まりました。ソルクシーズの前身※であるトータルシステムコンサルタントという会社です。ここでがんばってみよう、と。
(※1998年1月 エポックシステムとトータルシステムコンサルタントが合併し、株式会社エポック・ティーエスシーとなり、2001年に商号を株式会社ソルクシーズとしました)

―システムエンジニアとして入社したのですか?
そうです。エアコンが効いた企業のコンピュータルームで、システム開発に携わっていました。お客様は、証券、銀行、流通といった業界の企業です。COBOLからUNIX、Windowsと移り変わった時代に、システムエンジニアとして20年、現場を経験しました。

―その後は、事業推進室ですね。
技術の研究や開発を手がけていました。主目的は、メイン事業だったシステム開発をサポートすることで、現場で使えそうな技術の実証実験を重ねました。当初はマネージャーで、2004年から室長です。システム開発の標準化に取り組んだり、海外の先端技術を研究したりしていたんですが、当時はそんなことをやっている企業はなかったですね。SIが元気だった時代ですから。

―SIビジネスとストックビジネスという構想は既にあったのですか。
ストックビジネスを検討するようになったのは、不況がきっかけです。顧客層を広げるというより、SIとは違うやり方のビジネスを展開したかったんです。執行役員になって間もなく、経営企画室と事業戦略室を管掌することになりました。M&Aや資本提携が増えたのは、このあたりからですね。

ストックビジネスを育てるとともに、事業領域の幅を広げたいという思いがありました。とりわけエクスモーションイー・アイ・ソルなど、組込みソフトウェア系は、戦略的に拡大したい領域でした。

―いつ頃から、経営者になることを意識し始めたのでしょうか?
経営企画室長になってからです。開発や研究という部分的な役割から、会社全体を見る立場に変わって、本腰を入れて向き合おうと思うようになりました。

秋山新社長インタビューの後編は、今後のソルクシーズについて。強化していきたい事業や、注目している技術について率直に話していただきました。ぜひ、続きもご一読ください。

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