2022年入社のソルクシーズの新人たちは、システムエンジニアとしてはばたく準備が整ったのでしょうか。3ヵ月の新人研修を終えた今、それぞれの実感や思いを語ってもらう奮闘記。第2回は、経営学部出身のおっとり系Nさんと、金融システムを作りたいアグレッシブ系Yさんのプログラミング研修からの巻き返しストーリーです。
プログラミングは未経験で、ゼロから研修を受講したNさんと、しっかり予習して入社したのに、気の緩みからわからなくなってしまったYさん。基礎を学ぶパートが終わり、グループ演習に入ったとき、2人の状況は再度変わっていました。
「グループ演習では、あまり役に立てなかったですね。ほかのメンバーに迷惑をかけているのを実感していました。とにかく、時間が足りなかったです」(Nさん)
「一時は、何がどうなっているのかわからなくなったのですが、負けたくないと思って必死に勉強しました。毎日家に帰ってから復習して、完全に追いついてからグループ演習が始まったので、前向きに取り組むことができました」(Yさん)
ずっと不安を抱えたまま、研修に臨んでいたNさんは、「先輩社員の方が、いつも気にかけてくれて、丁寧に教えてくださったのがありがたかったです。入社前に面接で感じた雰囲気のよさは、入社してからも変わらなかった」といいます。
一方、ピンチを切り抜けたYさんは、研修の講師に指名されてグループ演習のリーダーを担当。「同期にJava博士がいたので、助けられました。入社してからずっと、同期といろいろな話ができたのもよかったですね」。
グループ演習の満足度を聞くと、Nさんは90%、Yさんは80%。それぞれに得るものがあった10日間だったようです。
配属が決まる前に、希望する部署とやりたい仕事を聞いてみました。
「SI開発部に行きたいです。さまざまな業種のお客様にサービスを提供できるので、経験を通じてレベルアップできるのではないかと思います」(Nさん)
「クラウド事業部です。部長に話を聞く機会があって、今後はこの分野がお金になりそうと思いました。私の目標は、システムエンジニアとして父親を超えること。話すたびに、自分のほうが上といわれるので、いい返せるようになりたいです」(Yさん)
研修を終えて、「未経験からだったけれど、レベルアップできた」というNさん。「できる限りのことはやれた」と振り返るYさんは、今後のやる気をもらえたそうです。
「明るい先輩が多くて、やっていけそうと思えた」「雰囲気がいい」「知識が豊富な人が多い。プログラミングに対する愛を感じる」と口を揃える2人には、仕事に慣れた頃に、また話を聞かせてもらいましょう。
「新人研修奮闘記」の第3回は、男子社員ペアの体験談を紹介します。