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ソルクシーズで働く人々

私の「産休・育休」について教えます【番外編】13年前の産育休について教えます

ソルクシーズで働く人々

産休・育休から職場復帰した女子従業員に
「妊娠 ~ 産育休 ~ 復帰」期間のあれこれを教えてもらっているこの特集、
今回は【番外編】です。

わが社のママ社員のパイオニア:Gさんにインタビューしました。

Gさんはおふたりのお子さんをお持ちです。
第一子をご出産された13年前は、産育休~復帰された社員がほとんどいませんでした。
それゆえのご苦労をお持ちです。

Gさん

Q1:上司・同僚への妊娠報告はいつなさいましたか?どうしてその時期にされましたか?

「3カ月めごろです。ちょっと早いかな、と思ったのですが、作業でPCを持ち運んだり、机の下にもぐったりすることもあったので、
それを避けるために報告しました。つわりもきつかったので。」


Q2:
妊娠して働いている間の周りの反応はいかがでしたか?

「同僚は男性ばかりでしたが、けっこう気を遣ってもらいました。
ちなみにマタニティマーク (バッチ等)※は第一子のときはまだなかったです。」

マタニティマークについて


Q3:
制度の面で苦労したことはありましたか?

「手当や休暇の申請をしたいと思い、総務部門に問い合わせた際
(他に対象者がいなかったので)申請書類(書式)がない※、ということがありました。
出産・育児に関する制度について自分でずいぶんと調べました。」

※注:書式の整備が進んでいなかったというだけで、
社内制度は規定されており、適用も法律に基づいてきちんと行われていました。


Q4:
育休から復帰する際、不安だったことはありましたか?

「第一子のときも第ニ子のときも、職場環境が変わりました。
第一子のときは、育休中に自分が所属するチームの作業場所が変わり、
自分の文房具などがなくなってしまいました。

でも、’そういうものだ’‘そうなっちゃったものは仕方ない’と思っていたので、
あまりストレスにはなりませんでした。」


Q5:
ママ社員同士のコミュニケ―ションはありますか?

「自分が育休から復帰後、産休に入る方がいらして、その方から相談を受けたりしました。
同じ部にいるママ社員とは、事情を理解しあえることが多いので、
‘頑張っているなぁ’と思い、心のなかで応援しています。」


Q6:
産育休を経て今も仕事をし続けられているのはなぜだと思いますか?

「‘家にこもっているのが嫌い’という性格があると思います。
子どもは可愛いですが、ずっと1対1では息が詰まることもあります。

自分が仕事をがんばっている間、子どももがんばってるな、と思えると、
いつも子どもに優しくいられる、という面もあります。」

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にこやかに質問に答えてくれるGさんをみて、
「このしなやかな性格が、育児も仕事も充実させられる秘訣かなぁ」と感じました。

「育休中の職場環境の変化は‘そんなもの’だと受け入れる」
「育休中に会社と多少疎遠になっても気にならない」等、
会社に過度に期待しない態度というのも、大きなストレスを感じないで働き続けている理由だと思いました。

Gさんのお話のなかで興味深かったのは、
昼休みに、チームメンバーの「歓迎会」をしたことがある、というエピソードです。

ママ社員は、お迎え・食事の支度などで夜の予定を入れられないことも多いです。
でも自分が責任をもつチームのイベントには参加したい。

そんな気持ちをくみ取ってくれた部長が「じゃ、G さんチームの歓迎会は昼にやろう」と言ってくれたそうです。「毎回ノンアルコールビールで乾杯していました(笑)」(Gさん談)。

「歓送迎会は夜、飲み屋でするもの」そんな思いこみを取り払うことで、
小さなお子さんを持つママ社員もそれまでと変わらず楽しめます。参考にできる工夫です。

Gさんには、育休復帰後の働き方についてもお話し頂きましたが、
それは他のママ談と合わせて次の企画でご紹介したいと考えています。

新しい企画について楽しみにお待ちください。

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