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ソルクシーズの製品・サービス

顧客志向の商品と営業。ソルクシーズが手がけるRPA導入支援【後編】

ソルクシーズの製品・サービス

テレワークを定着させている企業が増加するなかで、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)を活用して事務作業を自動化するニーズが高まっています。

ソルクシーズは、NTTアドバンステクノロジ株式会社のRPAツール「WinActor」の導入支援サービスを展開。「WinActor」は、すでに7000社が利用しており、日本語のマニュアル・説明書と優れた操作性が魅力のツールです。

今回の後編では、「WinActor」の導入事例を紹介します。ソルクシーズのソリューション販売部のKさんによると、変化志向が強く、日々の仕事を改善する文化が根付いている業界や企業ほど、RPAに対して前向きだそうです。

事務作業が多い金融業界が、いち早くRPAに注目したのですが、製造、サービス、ITといった業界も早かったですね

組織でいえば、データの正確さや情報の機密性の重視度が高い人事部門、顧客に対して、正確かつ迅速に対応しなければならないサービスの手続き関連の業務や、情報共有や顧客対応のスピードが求められる営業も、RPAの導入効果は高いといいます。

さて、この後は事例を紹介しましょう。まずは、人事・労務の業務効率化です。A社が自動化した業務は、勤怠管理システムからのログ抽出。社内システム開発の際に、勤怠管理システムとログの突合システムの連携ができなかったため、毎日手作業でログのCSVファイルをサーバに格納する必要に迫られていました。

「単純だけど、時間や手間がかかる」作業は、RPAが得意とする領域です。自動化することで、大幅な業務コスト削減に成功。B社が取り組んだ人事異動情報登録の業務効率化も、「WinActor」があったからこそ実現した事例です。

B社の人事異動情報は、一件ずつ手作業で登録しなければなりませんでした。ビル異動に伴う組織変更があると、500件を超えるデータを入力することになります。人間がやると3人日、しかし「WinActor」ならわずか1分でできます。人事担当者は、コア業務に集中できるというわけです」(Kさん)

C社の営業部門の「WinActor」導入は、業務効率化のみならず、情報共有の質の向上まで実現しています。これまでは、競合企業のサイトで配信しているニュースリリース情報を手作業でピックアップし、部門内で共有していました。

ひとつひとつのサイトを担当者が目でチェックして、所定のフォーマットに取り込む作業は手間がかかり、週に1回が精一杯。同じ仕事を「WinActor」にまかせると、1時間もかからずに社内配信までできるので、ウィークリーだった情報共有はデイリーニュースになったそうです。

取り扱う書類が多い自治体も、RPAを効果的に活用しています。人事組織なら、給与明細メール送信、時間外勤務時間の集計、給与支払額のExcel入力など。税務なら法人市民税申告書の入力、福祉関連では介護認定一次判定の審査会日や、支給決定情報のシステム入力などが自動化されています。

Kさんによると、コロナ禍で政府が実施した特別給付金の書類のデータ入力でも、「WinActor」が大活躍したそうです。

NTTデータの支援により、多くの自治体がトライアルで導入しました。手書きの申請書をOCRでスキャンし、給付金システムへ入力する作業の効率化が進んだため、多くの自治体が継続して活用しています

ソルクシーズの導入支援サービス提案において、お客様から評価を頂いているのが手厚いサポートです。「WinActor」を効率的に運用する管理ツールの導入支援、現場担当者が使いこなせるようになるための習熟サポートや人材育成プログラム、オフィス常駐・半常駐対応のシナリオ作成支援など、さまざまなサポートメニューを用意しています。

1ヵ月のトライアル導入も実施可能。2時間の体験セミナー、7時間の研修、Web・メールによるヘルプデスクによって、本導入をスムーズにした事例があります。

以前にRPAにトライしてみたけど、運用がうまくいかず解約してしまった企業や、導入したものの運用に課題を抱えている企業からの相談が多いですね。『WinActor』は、操作性のよさが魅力なので、現場がボトムアップで事業責任者に提案するケースが多いようです

以上、ソルクシーズが手がける「WinActor」導入支援サービスについて紹介しました。いかがでしょうか。RPAの導入を検討している方、サービスについてもっと知りたい方は、ソリューション販売部までお問い合わせください。

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