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ソルクシーズの製品・サービス

顧客志向の商品と営業。ソルクシーズが手がけるRPA導入支援【前編】

ソルクシーズの製品・サービス

ロボティック・プロセス・オートメーション(RPA)が日本で注目され始めたのは2016年。データ入力などの単純な作業をソフトウェアテクノロジーによって自動化するこの仕組みを、いち早く導入したのは金融業界でした。人為的なミスが許されない膨大な事務作業を抱えており、コスト削減効果が高かったからでしょう。

ソルクシーズがRPAの導入支援に取り組むようになったのは、2018年からです。この年の10月に、UiPath株式会社と「開発リソース・パートナー・プログラム」契約を締結。2019年からは、自社の定型業務の自動化を推進しつつ、RPAの技術者養成を始めました。

ICT市場の各種調査を行うMM総研によると、2018年までにRPAを導入した年商50億円以上の企業は22%。その後、コロナウイルスの感染拡大によって、テレワークの導入が進んだのが追い風となり、2022年には37%の企業がRPAを活用しています。

急速に市場拡大が進む中で、ソルクシーズもRPAの導入支援サービスを拡販しています。現在の主力商品は、NTTアドバンステクノロジ株式会社が2014年から販売を開始した「WinActor」です。

「UiPath」「BizRobo!」など、アメリカ発のツールが主力となっているなかで、国産の「WinActor」はマニュアルや説明書が日本語仕様。2022年1月現在、7000社を超える企業が導入しています。ソルクシーズのソリューション営業部のKさんに、「WinActor」の強みについて聞くと、「操作性のよさ」という答えが返ってきました。

どの製品も、最終的に何ができるかは、さほど変わりません。大きな違いは、使い方にあります。『WinActor』は、システムの運用やプログラミング経験がない方でも、簡単に操作できる現場フレンドリーなツールです。

使い方はシンプルで、画面上で作業手順をフローチャート形式で指定するだけ。表示されているメニューのなかから、Windows、マウス、ファイルなど操作するアイテムを選んで設定すれば、スムーズに作業シナリオを完成させることができます

作業シナリオは、ゼロから作る必要はありません。ライブラリの中に、よくある業務が1600種類以上、あらかじめ用意されており、作成したシナリオを保存することもできます。

作業の分岐や繰り返しの指示も簡単。実際の作業を録画してシナリオ化することもでき、複雑なソースやコードを打ち込む必要はありません。

基本ライセンスが100万円以下と安価なのも、人気の理由のひとつですね。RPAを導入したことがない企業のご担当者には、アルバイトスタッフをひとり雇うより安いという話をしています

他社のRPAツールを活用しきれなかった企業が、現場担当者の習熟コストがかからない「WinActor」に乗り換えるケースも多いそうです。そんな企業に対して、ソルクシーズが提供している手厚いサービスがあるのですが…。

その話は、次回の導入事例レポートとともに紹介します。

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