ソルクシーズの各部門を束ねる部長のみなさんは、どんな人材をほしがっているのでしょうか。クレジット第二SI部の井草部長の前編では、新卒採用を中心に話を聞きました。
後編のテーマは、キャリア採用において求める人物像と、システム開発の現場で活躍する人の共通項です。
「キャリア採用に期待する人材といわれれば、まずは即戦力ですね。クレジット第二SI部は、リーダークラスの層が薄くなっているので、チームを動かしたり、マネジメントをかじったりしたぐらいの人がほしいです。キャリア採用なので、一律の条件があるわけではなく、個々の経験・スキルや志向をみて判断しています」
ソルクシーズは、チームプレーを重視するシステム開発現場が多いため、お互いをフォローし合う風土になじむ人がいいとのこと。
「悩んでいる人を孤独にしないチームでありたい。課題を解決するために、情報や知恵を出し合えるチームにしたい。大事なのは技術力だけじゃないということを伝えられるといいですね」
現場で活躍している人の特徴を聞いたときも、井草部長の答えは明快でした。
「いちばん大事なのは、わからないことを置き去りにしないことだと考えています。どんなベテランだって、わからないことが発生することがあります。そういうとき、まずは自分で調べたうえで、それでもわからなければ若手に対してでも相談できる人は成長しますよね。
プライドが高い人よりも、わからないと素直にいえる人。5年、10年と経験を積むと、言いづらいことが増えてしまうものですが、自分で調べて行き詰まったら人に聞くというのはいくつになっても大事なことだと思っています」
最初から、ソルクシーズにぴったりはまっていなくてもいいという井草部長。クレジットや金融系の業務、Javaの開発、プロジェクト管理など、ひとつでもしっかりやってきたことがあれば、システム開発の現場に入ってから学べばいいと考えているそうです。
「とはいえ、お客様や外部パートナー、チームのメンバーなどさまざまな人と話す機会が多い仕事なので、コミュニケーション力は重視しています」
現在、金融系やクレジットのシステムは、fintechやキャッシュレス決済といった新しい技術や仕組みに関するキーワードが話題になっています。そんななかで、井草部長はお客様の満足度を高める仕事の意義を感じてもらいたいといいます。
「最先端の技術に関わりたい若いシステムエンジニアが増えていると思うのですが、クレジットの基本システムを使いやすくして、お客様に喜ばれるような仕事のおもしろさもわかってもらえるといいですね」
技術は手段であり、実現したいのはオーダーに対して最適解を導き出すこと。ソルクシーズが常に大事にしていることです。