これからのソルクシーズに必要な人材について部長が語るインタビューシリーズ。今回はクレジット第二SI部の井草部長に話を聞きました。
昨年4月の緊急事態宣言時に、いち早くテレワークを導入したソルクシーズは、新入社員も在宅勤務が中心になっています。「テレワークのみで、社員を育てるのは難しい」と語る井草部長。周囲を見ながら仕事を覚えられる機会がないと、適切に自己評価ができなくなるといいます。
「社員に聞くと、ちゃんとできているという返事が多いのですが、在宅勤務しながら仕事ができていると感じられるのは、指示されたことをやれているというだけです。同じ仕事に携わっている先輩社員や同僚の仕事が見えれば、自分ができているのかどうか、どれだけの仕事をやれているのかなど、相対的に把握できるのではないかと思います」
新入社員は育てるものなので、最初から多くを求めてはいないと語る井草部長ですが、成長する社員の条件を挙げてほしいというと、「前向きで、ひとりで悩んだり抱え込んだりせず、わからないことを聞ける人」と答えてくれました。
「そしてもうひとつ、会社のカラーに合う人かどうかは意外と大事なんですよね。ソルクシーズでいうなら、当初はちょっと大丈夫かなって思うところがあったけど、現場で起こる出来事を大らかに受け入れてがんばっていける人とか。
仕事ができても、顧客に向き合う姿勢や取り組み方が合わなければ、数年で辞めてしまったりするものです。できる・できないよりも、カラーにフィットするかどうかですね」
プログラミングの基礎など、一定の知識がある理系学生と、未経験の文系を比べても差はないという井草部長。「入社して間もない時期は、多少プログラミングを経験していたほうが飲み込みは早いけど、1~2年経てばほとんど変わらなくなると思います」。
文系出身のシステムエンジニアは、設計の際に専門的なことがわからない顧客と会話ができる人材が多く、理系よりも長けている面もあると感じるそうです。
「システムやプログラミングについて未経験だと最初こそ手間取りますが、できないのは当たり前なので、気にせずにしっかり学んでほしい」
新卒採用も中途採用も、ソルクシーズについて理解を深め、納得感をもって入社してほしいとのこと。「ソルクシーズとしても、こんな人がほしいとか、こんな社員が活躍しているといった情報をもっと発信しないといけませんね」。
会社や事業について自分なりに把握したうえで、ここで働きたいという思いがあれば、システムの現場でしっかり育てると語ってくれました。
後編では、キャリア採用について聞いてみました。システムエンジニアとしてキャリアアップしたい、未経験からチャレンジしたいという方は、ぜひご一読ください。