当グループの【株式会社エクスモーション】 が出展する「Embedded Technology 2017/組込み総合技術展」&「IoT Technology 2017/IoT総合技術展」に今年も行って来ました。
関連イベント「組込みIoT&AIハッカソン」には、今年入社の新人も含めた元気なチームで参加しました。
この記事の前半は、【株式会社エクスモーション】 の出展ブース、後半は「組込みIoT&AIハッカソン」の結果をレポートします。
(過去の関連記事)
・組込みIoT & AIハッカソン2017 スタートアップセミナー(20170721)①
・Embedded Technology展2015(2015/10/18-20)
●『株式会社エクスモーション』 出展ブース
自動車、家電などの業界で使われている「組込み機器」。【株式会社エクスモーション】 は、その「組込み機器」を制御するシステムの設計コンサルティング、および、組込み機器が使われているIoTシステムのコンサルティングを提供しています。
今回の展示テーマは「ソフトウェア品質改善のコンシェルジュ」。
コンシェルジュ・ファッションのエクスモーション社員が、ご来場の皆様から相談を受けていました。
今年の展示会から新設されたテーマゾーンで注目の2大技術「AI」「IoT」も、要素技術を持つ企業は数多くありますが、それらの新しい技術を使って製品化する際に「複数の専門家を集めたプロジェクトをどう進めればいいのか?」「開発に必要なドキュメントは何か?」といった、さまざまな課題を抱えているようです。
【株式会社エクスモーション】 は、「高品質なソフトウェア」「効率的な開発」の実現をサポートするプロ集団。開発現場における課題を抱えるお客様はぜひご相談ください。
●展示会こぼればなし
コンシェルジュの首元、胸元を飾っていたピンをよく見ると【株式会社エクスモーション】のシンボルマークを模したデザインです。実はこのピン、社員の手作りなんだそう。
●「組込みIoT&AIハッカソン」レポート
【株式会社エクスモーション】チームは「お掃除習慣支援システム TOMATTY」というシステムで「審査員特別賞」を受賞しました。「最優秀賞」「優秀賞」には残念ながら届かず。「開発したシステムのビジネス展開案をアピールできるようになるのが次の課題」とメンバーの談。
おもちゃを散らかしっぱなしの子どもに“お掃除習慣”をつけるのをサポートするシステムです。
汽車の形のおもちゃ(および連動するIoTシステム)に、子どもが近づくと反応する(走る・話す)機能を持たせて、汽車のそばでお掃除の真似ごとをさせることから始め、お掃除習慣をつけさせる、という仕組みです。
「組込みIoT&AIハッカソン」では、システム開発するにあたり「制約条件」が与えられます。制約条件があるのは組込み開発の特徴だそうです。確かに自動車や家電に搭載する(= 組込む)システムは、業務システムに比べ“制約ありき”で始まりますよね。
全チームに共通の「AIとクラウドを使用すること」という条件に加えて、【株式会社エクスモーション】チームに与えられた制約条件は以下のとおり。
・ペルソナ:核家族
・シチューエション:掃除/洗濯
・エモーション:鼓舞
・アトリビューション(= 使用すべきIoT技術):温湿度センサ
ペルソナとは、「誰向け」にシステムを作るのか、ということで、これはいくつかの候補の中から選択可能。その他の条件は“じゃんけん”で各チームに割り振られたそうです。
ハッカソンに参加したチームメンバーは、今年の新入社員2名を含む6名でしたが、発表は2名で担当。他のメンバーは「すでに現場で仕事中」でした。忙しい中でのハッカソン参加だったのですね。
新入社員に、ハッカソン参加、どうだった?と聞いてみたところ
「とにかく疲れました。イベントの1週間前に課題が発表されてから、自社内で開発作業している期間は、会社の人たちが様子を見にきてくれたり、シュークリームの差し入れがあったりしたのがうれしかったです」とのことでした。