システムエンジニアを続けてきてよかった…普段は大変なことが多いこの仕事ですが、長く続けていると、やりがいを感じられる瞬間に出会えることがあります。「
今までのエンジニア人生のなかで、モチベーションが上がったエピソードを教えてください」。ソルクシーズの社員に、そんな質問を投げかけ、返ってきた答えをまとめたのが短期集中連載のこの企画です。
第1回は「誰かの役に立てたと感じたとき」、2回めは「メディアや街中で、自分が関わった製品・サービスを見つけたとき」を紹介しました。
第3回のテーマは「上司、先輩、仲間とのやりとりや、一緒に過ごした時間」です。さっそく、ソルクシーズ社員の話に耳を傾けてみましょう。
まずは、「上司や先輩のほめ言葉体験」です。
「入社3年めの面談の際に、尊敬する上司からいただいた『よくやってくれている』のひとことがとても嬉しかったです」
「自分がOJTを担当して育てた後輩が、プロジェクトのリーダーをやっていた先輩に『仕事ができる』『助かっている』とほめられていたのを知ったとき。自分がほめられるよりも、うれしかったですね」
「上司から頼まれた仕事を、自分なりに工夫して期日より早く仕上げることができた際に、作業工程も含めてほめられたのが印象に残っています。成果だけじゃなく、プロセスまでしっかり見てくれているんだなと思えて、これからもがんばろうという気持ちが高まりました」
ただほめられるだけでなく、自分の取り組みをしっかり評価してくれているのがわかると、やりがいを実感できるんですよね。
部活動や旅行、大規模な新年会など、組織を横断したコミュニケーションが盛んなソルクシーズでは、仕事を離れた場での交流からやりがいを感じることも多いようです。
「プロジェクトを終えた後、メンバーで食事や小旅行に行ったことがあります。苦労した仕事ほど盛り上がるもので、プロジェクトが解散した後も、何かと話せるいい関係を築くことができました。パートナー会社のスタッフとの絆が強くなったのも、やりがいにつながりました」
「新人の頃、初めて部内のイベントを計画したとき、さまざまな先輩から経験やノウハウを共有いただけたのが忘れられません。若手の社員任せにするのではなく、全体で協力してやっていこうとする意志や雰囲気を感じました」
「事業部のメンバーで出かけた旅行のカラオケと卓球です(笑)。何とか盛り上げようとして、マイクを握った自分についてきてくれた後輩にも、卓球で一緒にはしゃいだ上司にも、この人たちとこれからもいい仕事をしていきたいと思いました」
「社内の部活動で野球部に入ったのですが、大会に出場して準優勝したとき、普段の仕事とは違う緊張感や連帯感を味わいました。われわれのような仕事は、チームプレーが大事なんだなとあらためて思いました。野球の話ですけど(笑)」
カラオケ、卓球、野球…。コロナウイルスの蔓延でテレワークシフトが進んだ昨今、リアルの交流の機会を創るのが難しくなり、今後は「オンライン飲み会でやりがい実感」というようなエピソードが増えるかもしれません。
タテヨコナナメのつながりのなかで、自分がやってきたことを振り返り、次の仕事に対するモチベーションを高められるのもいいですよね。
以上、「システムエンジニアがやりがいを感じる瞬間・ソルクシーズバージョン2020」は、これにて完結です。