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ITトレンドレポート

スマートシティのおもしろい取り組み15選【地域活性編】

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企業、大学・研究機関、地方公共団体などが地域を豊かにする取り組みを推進する「スマートシティ官民連携プラットフォーム」から、気になるプロジェクトをレポート。

観光・交通編】【インフラ編】に続く3回めは、幅広い先端技術が活用される【地域活性編】です。

最初に取り上げる「ローカル5Gと汎用画像AI技術による先進的スマートシティ地域活性化事業」は、愛媛県の松山市・東温市・今治市が連携するプロジェクト。

産学官民によるスマートシティ推進組織を立ち上げ、民間主導で先進ICT・IoT技術を用いたスマートシティプラットフォームを構築する試みです。

これにより、資源を有効活用した地域の活性化、中小企業のスマート化による生産性向上、観光拠点でのサイクルツーリズム・インバウンド促進、商業施設での混雑状況可視化などを実現します。

和歌山県かつらぎ町が推進しているのは、DX時代の持続可能なまちづくり「かつらぎ町モデル」の実現です。

観光・医療・教育などの交流事業で使えるメタバースの構築や、バーチャル住民票・デジタル通貨の導入、施設内フル顔認証決済サービス、自動運転バス周遊サービスといった施策により「関係人口(地域外に拠点を持ちながらも、地域や地域の人と継続的に関わる第3の人口」を創出。

加えてデータ連携基盤から医療・行政DXを図り、地域活性化と暮らしやすいまちづくりの両立をめざします。

茨城県水戸市の「スポーツ・観光スマートシティ」は、地域住民が愛着を持つプロスポーツチーム・茨城ロボッツを核としたスマートシティ構想です。

ウィズ&アフターコロナにおけるスポーツ観戦スタイルの確立、グッズ販売・投げ銭・クラウドファンディングといった消費・投資の喚起、データ分析による施策改善により地域経済を再生するとともに、ブロックチェーン技術を活用してコミュニティを形成。関係人口の拡大を実現します。

「未来技術チャレンジプラットフォーム 『MULTI MONO MORIOKA』」は、高度IT人材が魅力を感じる高付加価値産業を創出するためにスタートアップ拠点を形成する岩手県盛岡市の取り組み。

ドローン ✕ 映像解析AIによる橋梁点検の効率化や、xR技術を活用した伝統文化の伝承をはじめ、スマートストア事業、メタバース教育活用事業、医薬連携モデル化事業、自動運転による観光推進事業、工場内改善事業といった幅広い施策を通して次世代産業を構築しています。

北海道の岩見沢市更別村では、スマート一次産業の実現に向けて実証フィールド形成を推進中です。

遠隔監視による無人走行システムを導入したロボット農機、ビッグデータを活用したドローンによる農薬散布自動航行、リモートセンシング技術・AI技術による生育状況の把握といった事業を通して、北海道の強みである一次産業の生産性・付加価値の向上と、周辺産業への波及を実現。地域の「稼ぐ力」を高め、地域創生を実現します。

以上、3回にわたり「スマートシティ官民連携プラットフォーム」のおもしろい取り組みを紹介してきました。それぞれのプロジェクトで活用される技術は、ソルクシーズグループとも関係の深い領域です。

たとえば地域のインフラ構築に寄与するキャッシュレス決済をはじめとしたFinTechは、ソルクシーズの主力事業。

グループ内でシステム開発から運用・保守・コンサルティングまでをワンストップで請け負える体制を整えています。

MaaS(Mobility as a Service)に欠かせない自動運転のシステム支援を実施しているのは、株式会社エクスモーション

CASEに対応するコンサルティングや各種支援サービスを大手自動車メーカー向けに提供しており、自動車業界のDXにおける実績を評価していただいています。

スマートシティ実現に不可欠なIoTも、ソルクシーズグループが注力している分野です。

いまイルモ」はセンサーを活用した高齢者見守りソリューション。現在は全国各地の病院や介護施設で実証実験しており、高齢化社会における社会的ニーズに寄与します。

株式会社イー・アイ・ソルは、工場などの「状態監視/予知保全システム」のなかでIoTを駆使したソリューションを展開しています。ソルクシーズグループの事業・サービスに興味がある方は、コーポレートサイトをご確認ください。

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