サウンド、ビジュアル、コミュニケーション、ファッション…。コロナウイルスの感染拡大以降、当たり前になったオンライン会議ですが、対面のミーティングでは気にならなかったさまざまな悩みが発生しているようです。
テレワークが増えたソルクシーズの社員のみなさんは、どんなことを気にしているのでしょうか。
発表会企画の前編では、ソルクシーズのオンライン会議こだわり王であるS氏に、気になることと、さまざまな工夫を語ってもらいました。
さらに今回は、システムエンジニアのみなさんや管理本部のスタッフに、それぞれのスタイルをお聞きしました。
意外だったのは、「カメラOFFが基本」という人が多かったことです。
「回線の負荷を考慮」「カメラ付きPCではない客先参加者がいるので配慮している」「家族が映らないように」と、理由はまちまちですが、「資料を共有しながら話しているので、人の顔が見えなくても気にならない」といわれると納得です。
会議の集合時間とスタートについては、「Zoomの無料アカウントを使う場合は、40分ルールを気にして直前集合」「15分前から接続し、5分前に入ってもらうようにしている」と、ツールによってカルチャーに違いがありました。
オンライン会議上級者(?)が多い部署は、「ちょっと話したいことがあるから、10分後に集まって!」と関係者にメンションを飛ばすのも日常になっているとのこと。「急な会議があるので、毎朝ちゃんとメイク」という女性社員もいます。
会議を重ねていくなかで、オンラインならではの気づかいや工夫も生まれています。
「誰かに話しかける時は、必ず最初に名前を出します。『今の、誰向け?』みたいな空気にならないようにしたいし、こっそり別な作業をしている人を困らせたくなくて(笑)」
「出社しているメンバーとリモート参加者がいる場合は、リモート側の発言が減る傾向にあるため、意識して話を振るようにしています」
「聞いてますアピールのカメラ目線(笑)」。
主催者も参加者も、対面の会議以上に思いやりモードになっているようです。
オンライン会議あるあるは、「背景は、ソルクシーズ公式のオフィス画像」「普段の会議はカメラOFFですが、1対1だと、なぜかON」「テレワークの時、会議が長引くとうっかりタバコに火を着けそうになる」「夕方、WiFiがつながりにくくなる。子どもの習い事?」。
思わず、わかる!と叫んでしまいそうになる人もいるのではないでしょうか。
オンライン会議を使いこなす社員が増えたソルクシーズですが、「打合せするなら、集まります」「お客様が会議をしないからか、オンライン会議はやったことないですね」という部署も存在します。
以前なら、そんな話を聞くと、「わかります。できれば顔を合わせて話をしたいですよね」と返していたはずですが、自宅から会議に参加するのが当たり前になると、出かけたくない気持ちになることもありますよね。
以上、ソルクシーズの「オンライン会議で気にすること発表会」でした。会議ツールを使いこなしながらも、微妙な「気になる…」を抱えている方々の参考になれば幸いです。
なお、以下の写真は、会社公式オンライン会議用背景の一例です。
(社員以外の方が、許可なく利用することを禁じます)