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現場の取り組み

社員の未来を創る!ソルクシーズのスキルアップ支援【Java開発教育編】

現場の取り組み

現場で活躍するシステムエンジニアが旗振り役となり、基礎知識から実践的なノウハウまでを学べる環境を作るソルクシーズの社内勉強会。

Salesforce勉強会」「C♯勉強会」に続く第3回は、Java開発を学習するプログラムを設計したTさんのお話です。

勉強会を始めたのは、Java関連の仕事が増えているのに対して、スキルがある社員が足りなくなりつつあるという課題があったからです。所属部署を問わず、参加したいという声が集まったため、組織横断の勉強会としてスタートしました。

一般的なJava教育はカバー範囲が広すぎてポイントがわかりにくいので、業務で必要な内容に特化し、実践的なメニューにすることを心がけました。業務のなかで空く時間を有効活用してもらうことを想定して、週に5~6時間やれば3ヵ月※ で修了できるプログラムを作りました。
(※Java基礎コース:3週間、Web基礎コース:7週間)

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※「学習の手引き(コースの一部)」クリックで拡大

 

実業務に即した内容を提供することにこだわり、課題作成には時間をかけたそうです。仕事で使う内容に近い設計書を用意して、業務と両立させながらでも2~3週間で完成させられるものを作成。

初年度の参加者15名は、仕事が忙しくなったメンバーを除けば、ほとんどが想定したレベルに到達しました。終了後、「自分も受講したい!」という声があったため、2年め以降も継続。

テキストや課題を改善しながら、2年目には27名、3年目、4年はそれぞれ25名。2017年末までに延べ90名を超える社員のスキルアップをサポートしてきました。

最初は講義も実施していたのですが、3年めからは廃止しました。業務の都合で受講できない人が、挫折してしまうのを避けたかったんです。参加者の部署はまちまちで、仕事が忙しくなる時期もさまざま。いつからでも受講できて、ゴールのタイミングも個人別としたほうが、多くの人が修了しやすくなるのではないかと考えました。

自習のウエイトが上がると、挫折者が増えるのが一般的ですが、フレキシブルに学べるシステムにしたことで修了者を増やせたのは、興味深く取り組めるように工夫を凝らしたテキストや課題があったからでしょう。

最後までがんばってくれる人がいるのが、いちばんのやりがい」と語るTさん。プログラム設計やテキスト開発のポイントなど、多くの発見があった今回の経験を活かして、別テーマの勉強会の実施を計画しているそうです。

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「忙しそうな社員を、勉強会に参加させるのは気がひける」とついつい考えがちですが、スキルアップしたいという現場のニーズは思ったよりも多かったりします。

「売上を伸ばしたい」「業務効率化を図りたい」とお考えの経営者やマネージャーのみなさん、組織の成長や活性化を促す勉強会の実施を検討してみてはいかがでしょうか。

スキルアップに関する短期集中連載は今回で終了ですが、「ソルクシーズのスキルアップ支援」活動はまだまだ続きます。

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