長尾社長は会長に就任し、秋山社長にバトンタッチ。3月の社長交代を受けて、ソルクシーズの社員にメッセージを募集してみました。【前編】では、変化を期待する声や、この機会に自身の仕事や姿勢を振り返った社員が多かったことを紹介しました。
【後編】で最初に紹介するのは、「社員とのコミュニケーションを増やしてほしい」という意見です。コロナ禍以降、テレワークが導入されたこともあり、「社長と社員が直接話す機会が少なくなった」「社員同士の交流が減ってしまった」と感じている社員が多いようです。
「さまざまな部署で、世代交代の流れがあると感じます。多くの社員が、長く働きたいと思える会社になるといいですね。お客様のオフィスに常駐しているメンバーのなかには、新社長のお顔とお名前が一致しないという人もいるようです。多くの社員にアピールしてください」
「社員が交流できる場が少なくなってきています。もっと社員同士の交流がある会社になることを期待しています」
「若手社員の中には、社長と直接お話しする機会がないメンバーも多くいると思います。コロナ禍以前に定期的に開催されていた、社長と若手社員が話せるお時間をいただけると、より会社に一体感が生まれるのではないでしょうか」
「少子高齢化で平均年齢が上がっていく中で、どのように組織を活性化していくかが腕の見せどころだと思います。現場部門から離れて、20年は経過していると思われますので、まずは現場の若い人たちとの交流を大事にしていただきたいと願っています。社長としゃべったことがない社員がいなくなりますように」
意外だったのは、「福利厚生を充実させてほしい」という提言が複数あったこと。といっても、「今の制度に不満がある」というわけではなく、「いい人材を増やしたい」「会社の業績を伸ばしたい」という思いからの提言です。
「さっそくですが、新入社員から30歳までなどの基準を設けた上で、福利厚生を厚くしてみてはいかがでしょうか。社員のモチベーションが上がり、会社の業績の持続的向上という目的に向けて一歩前進するのではないかと考えています」
「コストがかかる提案で申し訳ありませんが、福利厚生を向上させてはどうかと考えております。ソルクシーズで長く働きたいという社員が増え、採用にも寄与するのではないでしょうか。住宅補助など、生活に関連するものが向上を実感しやすいと思います」
いかがでしょうか。ソルクシーズ社員の胸の内に秘めた情熱や思いを感じていただければ幸いです。次回は、「長尾会長に送るメッセージ」を紹介します。こちらも、ぜひご一読ください。