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はばたけソルクシーズグループ

コアネクストが開発に参加!通販ソリューション「コアブリッジ」とは?

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通信販売のシステム開発は、コアネクストのメンバーがもともと手掛けていた領域です。今後、ここを拡販していくためには、独自性のあるサービスが必要と考えたのです。業界の課題を知るわれわれが出した答えは、基幹の販売管理システムと物流のシステムをつなぐシステムでした

2020年9月にリリースした通販物流連携システム「CoreBridge(コアブリッジ)」の開発を決断した経緯について、コアネクストの増田博安社長はわかりやすく説明してくれました。

通販業界では、多くの企業が受注や出荷、在庫、返品など商品・販売を管理するシステムを導入しており、業界独自のパッケージシステムも存在します。

彼らの課題は、商品・販売管理と物流のシステムが連携していないこと。ここに着目した増田社長とコアネクストのシステムエンジニアがめざしたのは、「利用している基幹システムの個別カスタマイズをしなくても、物流との連携や不足している機能の補完ができる」サービスの構築です。

CoreBridge」の魅力は、WMS(Warehouse Management system)といわれる物流システムとの連携が低コストでできること。増田社長に「CoreBridge」で実現できることを具体的に聞くと、こんな答えが返ってきました。

従来のシステムでは、ひとりのユーザーが、1日のうちにさまざまなモノをバラバラに注文すると、バラバラに届いてしまうんです。販売管理側のデータが発注単位になっていれば、当然ですよね。『CoreBridge』を導入して物流との連携が実現すると、同じユーザーに届けるデータをひとつに統合し、物流のシステムに渡すことができます。

サービスを提供する企業は配送業務を効率化することができ、お客様も1回で受け取れるようになります。これによって送料を安くすることができれば、購買するお客様が増える可能性が高まるというわけです

複数の発注データを束ねる同梱出荷以外にも、「自然災害など何らかのトラブルが発生した際に、特定のエリアの出荷をすべてストップすることができる」「商品にトラブルが発覚したとき、商品・販売管理のシステムから出荷の取りやめを指示することができる」といったきめ細かな処理が可能になります。

通販業界のサービスの仕組みはわかっていたので、開発はスムーズでした。楽天やアマゾンに参画している企業に、幅広く利用していただければと考えています。

インターネット通販業界とのネットワークがある企業に営業協力をしてもらいながら、着実に導入実績を積み上げていきたいですね。実績の紹介が、最強のセールストークになるので

今後は、クラウド活用によるサービスの利便性向上、配送コストが安い倉庫を指定して送れるようにする機能など、さらなるバージョンアップを予定しているとのこと。

通販業界で商品・販促企画を担当する方々や、転職して新たなサービスの開発に携わりたいシステムエンジニアのみなさんは、コアネクストが発信する新たなニュースに注目してください。

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