システムエンジニアやプログラマーが、思わず「それ、あるよね!」と叫んでしまうエピソードを集めた「SE&プログラマーあるある」。
第1回の「グッジョブ編 」に続く第2弾は「職業病編」です。
いちばん「あるある」なのが、「気になる病」。モバイルアプリ開発をしているAさんは、スマホを見るたびに「これ、開発機として使えるのか?」。人気のゲームをやり始めると、「これの課金システムってどうなってるんだ!?」。気になるアプリは、絶対に使わないのにダウンロード。とにかくスマホが気になる人生を送っているのでした。
そしてありがちなのが、「家電が気になる病」。新しいのを買おうかという話が出ようものなら、各社商品のスペックを徹底比較。量販店では、一般の方が見ないような角度から、商品をチェックしてしまいます。結婚すると、セッティングや配線はまかせて!と自分の存在意義を確認する人が多いのもシステムエンジニアならでは、です。さらに、こんなマニアックな気になる病もあります。
「お店のレジで使っているPOS※がどうしても気になって…」
※POSシステム:商品の販売情報の記録・集計などができる管理システム。
ランチや飲み会のたびに気になるそうです。休みの日に友達や家族とお食事するときぐらいは、システムのことは忘れてくださいね。
この方は、プライベートでインターネットを使っているときも「このサイトのフラグ管理はどうなっているんだろう」と考えてしまうそうです。仕事熱心も、ほどほどに…いや、もしかして、昔からそういう性分!?
次の職業病は、「何でもシステム用語病」。自宅で家事や料理について話していても「運用」「フロー」といった言葉が口をついてしまい、家族に怪訝な顔をされる人もいるのでは?
Bさんも、普段友人と話しているときも、ついつい会社で使っている言葉がこぼれてしまうことがあるそう。
「会話が堂々巡りになったとき、つい『無限ループ』といってしまったときには、“こちら側”の世界に完全に染まってしまったと気づき、覚悟を決めました」
「バグ」「バッチ」「アラート」「エビデンス」「スキーム」…。日常会話にはめ込みやすかったり、比喩として使いやすかったりするこれらの言葉は、平日の何時から何時までと使用時間を決めて“運用”したほうがいいのかもしれません。
そのほか、「電話がかかってきただけで、まさかトラブル!?と自分のOSがフリーズしかける」「家でも独り言が止まらない」「パソコンや電化製品に興味が湧くと解体してしまう」などなど、さまざまな職業病があるようですが、これもそのひとつでは?と指摘されたのが…。
「メタボ(-.-;)」
デスクワークで運動不足になりやすい仕事です。システムエンジニアのみなさん、くれぐれも健康には気をつけましょう。