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ITエンジニアのお仕事&キャリア

ニッポンのテレワーク最新事情2021 ②社員の意識変化

ITエンジニアのお仕事&キャリア

テレワークの急速な浸透で、企業と社員はどう変わったのか?コロナ禍以降の働き方の変化についてレポートするシリーズ企画の第2回は、「テレワークは社員の意識にどんな変化を及ぼしたのか?」を紹介します。

テレワークに関する意識調査(※1)によると、リモートで仕事をするようになった管理職の悩みが深まっているようです。

部下への業務指示や進捗確認がやりやすくなったと答えた管理職が21.2%であるのに対して、やりにくくなったと感じているのは49.2%。業務の進み具合や成果が見えづらくなったなかで、「自分が正当に評価されているのが不安」という管理職は45.6%もいます。

同じ問いに対して、不安と回答した一般社員は39.6%。管理職に、部下の評価を正しく行えている不安があるかを問うと52.4%がイエスと答え、自らの評価への不安よりも高くなっています。

「通勤時間の削減で効率よく時間が使える」「家族との時間が増えた」「突然の対応依頼による残業が減り、計画的に仕事できる」と現場には好評のテレワークですが、管理職はOK派と不安派に二極分化しているようです。

社員の意識変化についても、興味深い調査結果を見てみましょう。

第1回の記事で紹介したテレワークの影響調査(※2)に、「キャリアの選択肢に関する考え方の変化」という設問がありました。「独立・起業したい」「地方に移住したい」など、9つの将来のプランについて「思いが強まった」「変わらない(あるいは、元々ない)」「弱まった」の三択で回答してもらうというものです。

「思いが強まった」が最も多かったのは、「専門性の高いスキルを身に付けたい」で、強まった30.9%、弱まった6.2%。2位は未婚者限定の設問だった「配偶者・パートナーがほしい」で、28.8%と10.2%です(弱まった人はなぜ…!?)。3位が副業・兼業で28.3%と10.8%。「学び直しをしたい」が4位で、27.7%と7.2%となっています。

地方に移住したいという気持ちが強まったのは12.7%で、下から2番め。独立・起業は11.3%で、弱まったという回答が18.8%で最多となっています。将来不安を払拭できるような専門性がほしい、学びたいという意向が強く、コミュニケーションとプラスアルファの収入のニーズも高まっているようです。

調査結果を見て、ソルクシーズは転職を考えているシステムエンジニアに強くアピールできる会社だという思いを新たにしました。

AIIoTクラウドCASEなど、専門性の高い技術を磨ける事業があり、強みのひとつである金融業界に対しては、「Fintechビジネス部」を新設して顧客開拓と新しい技術力の向上に取り組んでいます。

テレワークで働いている社員同士のコミュニケーションも活発で、困った時は助け合うカルチャーがあります。

テレワークのシステムエンジニアに対するマネジメントとして効果的なのは、密度の濃い情報共有をベースとした業務管理と、トラブルがあった際に介入して解決するセーフティネットだそうです。

ソルクシーズでも、現場でがんばっているメンバーを孤独にしないマネージャーが成果を出しています。

オンライン会議システム、VPN、労働時間の乖離把握ツール、業務の見える化ツールなど、テレワークの浸透に伴ってさまざまな業務効率化ツールが進化していますが、原点はコミュニケーション、信頼関係、リーダーシップだということですね。

ソルクシーズは、チームプレー志向バイタリティ高い志リーダーとしてのスピリッツがあるシステムエンジニアを採用・育成しています。興味がある方は、キャリア採用サイトをぜひご覧ください。

※1/パーソルプロセス&テクノロジー株式会社「テレワーク中の評価に関する意識・実態調査」
※2/:パーソル総合研究所「第四回・新型コロナウイルス対策によるテレワークへの影響に関する緊急調査」

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