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現場の取り組み

ソルクシーズの勉強会レポート【RPA勉強会 振り返り】

現場の取り組み

5月に紹介したソルクシーズのRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)勉強会が、全6回の講義を終えました。

2019年のIBMチャンピオン・吉田武司さんがプログラム設計と講師を担当したこの勉強会は、UiPath社の開発リソースパートナーであるソルクシーズで、開発のプロジェクトメンバーとして活躍できるレベルの技術者養成を目的に始められたものです。

忙しいシステムエンジニアが多いので、受講する時間を選べるように昼の部・夜の部を設定しました。参加者は、1回あたり6人~12人。3ヵ月間、フル回転で資料作成と講義を続けていたので、さすがに疲れましたね(笑)

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6回めとなる今回の参加者は20人弱。トータルでのべ105人が受講しており、「数多くの技術者養成のステップとしたい」という当初の目標は100%達成です。

受講者の反応や感想を受けて、資料をチューニングするなど、講義当日以外の作業も多かったとのこと。「自分も初めて知る内容もあり、学びながら教える日々でしたね」。想像以上に参加する社員が多く、教え方に悩みながら取り組んでいたそうです。

プログラムは、UiPathの基礎トレーニング受講のとっかかりになるレベル。パソコン操作にどれだけ慣れているかで習得のスピードが変わり、速い人と遅い人で3倍もの差が出ました。

「普段の業務ではExcelと特定のツールしか使わない」といった社員は、インターネットのブラウザの違いに戸惑うなど、RPAの手前でつまずくこともあったといいます。

わからなくても質問をしない人もいて、こちらからフォローしないと止まってしまうので、それぞれの作業のプロセスや飲み込みの速さに気を配りながら教えました

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どんなプログラムが効果的なのだろうと、ネットで調べているうちに、「もっといい教え方があった」「この内容は入れなくてもよかった」などとさまざまな発見があったと語る吉田さん。

RPAブームは下火になった感があるのですが、お客様から要望があった際に、スムーズに応えられる体制を持っておきたいと考えています」。今回の結果をベースに、次の勉強会のプログラムを検討し始めているそうです。

さまざまなプロジェクトで得た経験や知見をもとに、社員主催の勉強会が活発に行われているソルクシーズ。知識・スキルが必要な社員はもちろん、特定の業界やサービスしか担当してこなかった社員にとっても、実践的な勉強会は視界を広げるチャンスです。

新たな「知の共有」の企画が立ち上がったら、この場でまた紹介したいと思います。

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