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はばたけソルクシーズグループ

ソルクシーズグループが取り組むDX推進の今 ③自社の人材育成

はばたけソルクシーズグループ

銀行、証券、クレジット、通信、製造、自動車…さまざまな業界のデジタルトランスフォーメーションをサポートするソルクシーズは、自社のDX人材育成にも注力しています。

2020年4月の緊急事態宣言を受け、テレワークが導入された際に、社員向けの自学自習サイト「Solxyz Academy(ソルクシーズアカデミー)」がスタート。当初より掲げているコンセプトは、「現場のニーズが高い技術・ノウハウを自分のペースで習得できる」というものです。

現在、開講されているのは、「Java」「開発ツール・ユーティリティ」「RPA」「C# / .NET Core」「Python」「Salesforce」「AWS(Amazon Web Service)」「Microsoft Azure」「Angular」「モバイル開発言語」「モバイルアプリ開発」の11カテゴリ―。社内の要望を受けて、プログラムを増やしており、2021年はPython、デジタルトランスフォーメーション基礎、単体テスト(JUnit)入門などの新たなプログラムが追加されています。

ソルクシーズに対するニーズと、グループ全体が持っている知識・スキルのボリュームをできるだけ見える化したいという思いがあります」というのは、プログラムの設計に携わった事業企画室のSさん。現場のニーズに早く対応するというミッションと、長期的な人材育成をいかに両立させるかを常に考えているそうです。

人事制度におけるスキル評価の方法を見直しました。誰がどんなスキルを持っていて、どこが足りないのかを把握できるようにしたかったんです。これを集計して、ソルクシーズアカデミーのプログラム企画に反映させられるようにしたいですね

社内における認知が高まっていくとともに、受講者数は増加。若手のシステムエンジニアに対する学習の指針として活用する部署も出てきました。DX人材育成の取り組みについて聞くと、こんな答えが返ってきました。

ひとつは、デジタル人材イノベーションチャレンジへのエントリー促進。新たな価値を創造するプロセスを体験してもらうために、若いメンバーに参加を呼び掛けています。もうひとつは、全体像の共有です。ガイドツアーや、ロードマップのようなものを用意できるといいと思っています

IT技術を活用した新たなサービスを企画・設計し、プレゼンする「DXイノベーションチャレンジ」にチームを送り始めたのは、2019年から。昨年も、ソルクシーズ本体から2チームがチャレンジしています。

※2019年、2020年の名称は「IoTイノベーションチャレンジ」
2019年決勝大会の模様はコチラ
2020年ソルクシーズチームのチャレンジレポートはコチラ
2020年決勝大会の模様はコチラ
2021年決勝大会の模様はコチラ

イノベーションチャレンジは、専門家に対して自らの企画をプレゼンできる貴重な機会。2022年も、新たなチームが参加する予定です。

DX人材の長期的な育成という観点では、2022年から導入したオンライン学習システム「Schoo」をうまく活用したいとのこと。こちらについても、受講講座のラインナップのガイドを強化しようとしています。

個々の人事評価・能力評価とは違った視点で、できることがあります。全体を把握するという面では、タレントマネジメント。現場のニーズに応えて受講者を増やすという意味合いでは、社内教育マーケティングでもあります

2~3年がかりの取り組みになりそうというSさん。自社で培った知見とノウハウは、数年後、新たなサービスとして世に送り出されるのかもしれません。「ソルクシーズDX」ともいうべき人材育成施策の未来が楽しみです。

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