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現場の取り組み

ソルクシーズのITスキル勉強会2019 ①RPAツール

現場の取り組み

顧客のシステム開発や自社サービス開発など、さまざまな現場で活躍するシステムエンジニア向けに、多様なスキルアップの機会を提供しているソルクシーズ。2019年にも、社員のニーズが高いテーマの勉強会が開催されています。

2019年もIBMチャンピオンに選出された吉田武司さんが主宰する「RPA勉強会」は、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)業界のリーディングカンパニー:UiPath社の開発リソースパートナーとして、数多くの技術者を養成するためにスタートしました。

想定していたより受講希望者が多かったんですよね。RPAのスペシャリストをめざすひとだけでなく、顧客から問い合わせを受けたことがきっかけで“知っておく必要がある”と考えたエンジニアもいたようです」。

全6回の勉強会は、RPAの開発プロジェクトにメンバーとして参加できるレベルをめざしています。新しいスキル習得では覚えなければならないことが多いですが、既に他言語をマスターしているシステムエンジニアやプログラマーだけに飲み込みは早いとのこと。

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Windows上における人間の操作を覚えさせる仕組みなので、Windowsをよく理解しているエンジニアは習得が速いですね」。

勉強会を入り口として、お客様のさまざまなニーズに応えられるスペシャリストを育てつつ、RPAを自社に導入する体制づくりまで視野に入れているそうです。

RPAを活用してできることを勉強しながら、社内で自動化できる仕事を割り出す作業を始めようとしています

それぞれの業務フローの精査はこれからですが、システムのアカウント取得などの単純なタスクや、Excelベースの申請書入力などについては、スムーズに導入できるのではないかと考えています

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RPAが、今後どのくらいの規模のビジネスになっていくのかに興味があると語る吉田さん。

コンサルティングと導入に携われれば、事業として成立するのではないかと考えているのですが、単発の仕事ばかりになる可能性もあります。いずれにしても、RPAを手掛けるエンジニアは、業界ごとの業務フローや必要な手続き、企業が効率化を進めたいタスクなどについて理解する必要があります」。

定型業務にRPAを導入するのが当たり前になれば、顧客に相談されたときに「知りません」「できません」では信頼を得られなくなります。「技術者育成はもちろん、RPAの活用についてお客さまにわかりやすく説明できるシステムエンジニアを増やすのも重要だと思ってます」。

吉田さんが推進するRPA勉強会は、近い将来、社内のエンジニアやプログラマーが必ず受講するプログラムとなるかもしれません。

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