TさんがFleekdriveと出会ったのは、8ヵ月前。サービスのネーミングが変わるタイミングでプロモーション担当として入社したため、新しい同僚たちはとにかく忙しそうで、「見よう見まねで働きながら学ぶ」日々でした。
「Fleekdriveの名前を広めるべくイベントを開催したのですが、先輩が体調を崩して自分が仕切ることになったんです。“失敗をしないことが成功”という状態で無我夢中で対応したのですが、今となっては仕事を覚えるいい機会だったと思います」
当初は、自社サイトや従来のプロモーションで訴求していた情報をそのまま伝えるしかなかったTさんですが、徐々にFleekdriveの強みを整理する作業を始めました。
「セキュリティは競合サービスよりもしっかりしている」「チャットを活用してリアルタイムでコミュニケーションしながら、共同作業でファイルを作成できる」。サービス内容や機能を他社と比較する作業を通じて、導入を検討している企業のニーズによってアピールすべき機能は違うと気づいたとのこと。
イベントなどで企業の担当者と話す機会があると、実現したいことを丁寧にヒアリングしたうえでFleekdriveでできることを説明するようになりました。
企業のニーズに着目すると、今までのアピールの仕方に疑問を感じ始めました。
「チャットやファイルの同時編集など、インパクトがある機能をアピールすることが多かったけれど、利用者にとってはファイルのアクセス制限など、使う頻度が高い機能をしっかり伝えるべきではないか、と」。
多くのユーザーが日々利用するファイル共有サービスは、操作方法がわかりやすく、直感的に使えることも重要です。「実際の画面を見てもらえるようにしたい」「動画を活用すれば、使いやすさをより感じてもらえるのではないか」と、プロモーションの手法についてもさまざまな可能性を検討。
「競合サービスを研究する時間は惜しまなかったので、相当詳しくなったと思います」。半年が過ぎた頃から、プロモーションの方向性がようやく見えてきました。
「入社したとき、好きにやっていいからといわれたのですが、何もわからないのに好き勝手にやるのはかなり難しいですよね(笑)」。
ネーミング変更直後の忙しさがようやく落ち着いて、今さらながらFleekdriveについて理解を深めることができるようになったと笑うTさん。
クラウドサービスを展開する事業のスピード感にもようやく慣れてきたそうです。「日本に留まらず世界中で使えるサービスなので、海外にもアピールしていきたい」。
Fleekdriveというサービス自体の進化とともに、発展途上のプロモーション担当のチャレンジもまだまだ続きます。