システムエンジニアやプログラマーのみなさんが、声を揃えて「それ、あるある!」と叫んでしまうエピソードを紹介する「SE&プログラマーあるある」。
第1回の「グッジョブ編 」第2回 の「職業病編」に続く、第3回は「へこんだときの気分転換編」です。
それなりにきちんと仕事をしていても、トラブルは思わぬところからやってきます。「チームのメンバーが書いたプログラムにミス発覚」「最悪のタイミングでお客様のサーバーが落ちた」「本番データがなぜか消えてしまった」…。
仕事とプライベートは切り分けたいと思っていても、休みの日についつい気になったりするもの。システムエンジニアは、へこんだとき、仕事が気になって仕方がないときにどんな気分転換をはかっているのでしょうか。
調べてみると、どうやら3つのタイプに分かれるようです。
ひとつめは、「体を動かすタイプ」。朝早く起きて犬と散歩してみたり、ひとつ前の駅で降りて歩いて帰宅するなど。一日じゅう座って仕事することが多く、腰痛持ちやメタボ予備軍も少なくないシステムエンジニアにとっては、ストレス発散だけでなく、健康になった気分も味わえて一石二鳥というわけです。
ソルクシーズの社員からは、こんな声もありました。
「休みの日に、定期的にフットサルをやっています。ボールを追いかけている間は無心になれます」「深夜にドライブをしています。ときどき、自分でもびっくりするぐらい遠出してしまうことも…。普段はゲットできないポケモンが手に入るというプラスアルファもあります(笑)」
なるほど。体を動かしてすっきりしたうえに、お得感までついてくれば、ストレス解消効果はさらに高まりそうですね。
ふたつめは「趣味を楽しむタイプ」です。「ガンプラ作りに没頭する」「食べ歩きをする」「一眼レフで子どもの写真を撮りまくる」。アウトドア派が語る「健康になった(気がする…)」感覚はないかもしれませんが、好きなことに集中していると、上司やサーバーのことは忘れられそうです。ただし、はまってしまうとこんなことも…。
「オンライン上でチームを作って楽しむゲームにはまっているのですが、気分転換のつもりで始めたら、こちらの人間関係が会社以上に微妙になって余計にストレスが…」
ストレスを解消したいときは、何をやるか、どこまでのめり込むかを間違えると逆効果になることもあるようです。そちらの人間関係のもつれは、仕事同様に話し合いによって穏便に解決することを祈っております。
さて、三つめはいちばん副作用が激しそうな「酒&寝る派」です。「お酒に身をまかせます…」と、表現が既に危ない!ほどほどにしないと、二日酔いや頭痛、胃痛で逆にストレスが溜まってしまいます。ひたすら寝るという方も、うまく眠れないとかえってイライラしそう。
ネットで調べてみると、女性のシステムエンジニアのなかには「自分で髪を切る」という強者もいるようで、こちらのタイプは趣味以上に加減が重要のようです。最後に、究極の気分転換法を主張していたソルクシーズのエンジニアを紹介しましょう。
「以前から悩むほうだったのですが、最近は落ち込んだときにその仕事について考えるのはやめました。過ぎてしまったことは仕方がない。大事なのはこれからどうするかなので、次の仕事のことを考えています。」
仕事で発生したストレスを解消するために仕事のことを考える…さらにストレスが溜まってしまいそうですが、心がけは素晴らしいですね。ちなみに、アナタはどのタイプ?