第29回のテーマは「デジタルトランスフォーメーションについて」。
「デジタルトランスフォーメーション」ってなんだか難しそうな言葉だけど、じつはぼくたちの仕事や生活にすでに深く関わっているものなんだ。
いったいどんなものなのか、どういうふうに関わっているのか、そるくんと一緒に見てみまソル♪
▼デジタルトランスフォーメーションとは?
最近よく目にするようになった「デジタルトランスフォーメーション」という単語。ソルクシーズの長尾社長も、投資家向けの「業績報告」動画の中で繰り返し口にしているね。
でも「デジタルトランスフォーメーションって何なの?」と聞かれて、ちゃんと説明できるかな?
トランスフォーメーション(transformation)とは「変形、変容、変質」を意味する英単語。
デジタルトランスフォーメーションとは、デジタル技術の進歩によって引き起こされる「ITの浸透による革命的な変化」のことを意味しているんだよ。
▼デジタルトランスフォーメーション・5つの具体例
ただ「ITで便利になった」というだけでなく、それまでの常識が覆るような革命的な変化こそが「デジタルトランスフォーメーション」と呼ばれている。たとえば、次のような事例を思い浮かべてみて。
◆具体例1「自動運転システム」
自動運転システムの進歩により、電車やモノレールといった公共交通機関での無人運転、コストダウンが可能になった。最近では自家用車にもこのシステムが普及して、安全なドライブをサポートしてくれているよね。
◆具体例2「ドローン」
遠隔操作や自動制御で飛行するドローン。この技術の進歩は運送や警備の分野に積極的に用いられているよ。
◆具体例3「IoT家電」
IoT(Internet of Things)とは、身の回りのさまざまな「モノ」がインターネットに繋がること。その仕組みを利用したIoT家電が、暮らしに便利な変化をもたらしている。
たとえば外出先から自宅の家電や警備システムを操作できたり、子どもやペットの安全を手軽に確認できたり、離れて住む高齢な家族の様子をそっと見守ることができたり。最近では、クラウド経由で天気情報を取得して洗濯コースを自動で選ぶ洗濯機なんかも登場して、話題になっているね。
◆具体例4「fintech」
IT技術×金融のコラボレーションで新しい価値を生み出しているのが、fintechの領域。仮想通貨の普及、クラウドファウンディングによる資金調達のIT化、AIを使った投資の自動化、家計簿のアプリ化など、お金にまつわるあらゆる場面で既存の常識を打ち破る変化を巻き起こしているね。
fintechについては、こちら(↓)の記事でも詳しく説明しているよ!
★お金の流れがガラリと変わる?注目ワード「fintech」の意味
◆具体例5「スマートシティ」
スマートシティとは、AIやIoTをはじめとするデジタル技術を駆使してインフラを効率的に管理し、暮らしの安全・快適を守ると同時に環境にも貢献するという、新しい形の都市のこと。
スマートシティプロジェクトでは、電気やガスを効率的に使うことはもちろん、防犯、防災、交通、医療といったさまざまな場面で、デジタル技術がおおいに貢献しているよ。
上記5つの変化は、どれをとってもぼくたちの常識を覆すような大きなもの。
ソルクシーズグループでもデジタルトランスフォーメーションを実現するシステムを開発している。その事例を続けて見て行こう!
▼ソルクシーズグループの『TUNNEL EYE』も事例の一つ
たとえば、株式会社イー・アイ・ソルが開発した山岳トンネル工事用システム『TUNNEL EYE(トンネル アイ)』。
『TUNNEL EYE』は、トンネル坑内の入坑者や工事車両の位置情報を把握して、オートコントロールで作業環境を最適化するシステムだ。
トンネル内のガスや粉塵の濃度を予測して換気・集塵装置を稼働させたり、作業内容に合わせて明かりを調節したりして、安全と節電を全自動でサポートしてくれる。
『TUNNEL EYE』の登場により、トンネル工事はより安全に、効率的に変化した。株式会社イー・アイ・ソルは、このシステムで特許を取得しているんだソル。すごいでしょ。
▼仕事にも欠かせないデジタルトランスフォーメーション
デジタルトランスフォーメーションの最大の特徴は、それまで当たり前だった状態を大きく変えてしまうこと。つまり既存の常識を破壊してしまう点だソル。
もしもデジタルトランスフォーメーションによる“常識の破壊”が起きているにも関わらず、既存の常識を手放せないとしたら……その企業は市場から取り残されてしまうかも。
デジタルトランスフォーメーションを意識することは、今やビジネスの世界においてとっても重要なポイントなんだ。
今後業績を大きく伸ばそうとするならば、どの分野でもデジタルトランスフォーメーションに関わるアイデアが必要になってくる。企業としても、そうしたアイデアを出せる社員や最先端技術に関する関心やスキルを持つ人材を求める時代が到来している。
企業側だけでなく、就活生や転職を考える人たちも、各企業がデジタルトランスフォーメーションをどう扱い、どのような位置づけで考えているのか……という点に注目している。
ソルクシーズの会社説明会でも、実際に「デジタルトランスフォーメーションへの取り組みについて教えてほしい」と質問する学生が現れ始めているソル!
デジタルトランスフォーメーションは、就活生にも要チェック!のキーワードなんだね。
▼ソルクシーズとデジタルトランスフォーメーション
ソルクシーズでは、前述の『TUNNEL EYE』の他にも、「クラウド」「モバイル」「IoT」など、デジタルトランスフォーメーションの要素技術を活用した製品・サービスを送り出しているよ。
たとえば
★クラウド時代のコンテンツ管理サービス『Fleekdrive』
など、そるくんのブログでご紹介してきた中にも、その取り組みが見えるよね。
もちろん今後もソルクシーズは、暮らしの安全・快適に貢献できる製品づくりのために、デジタルトランスフォーメーションの領域に積極的に取り組んでいく予定。
そのためにも、先端技術活用のアイデアやスキルを持つ人材の採用・育成に力を入れていきます!
たくさんのアイデアが実現した先にどんな未来が待っているのか、みんなでワクワク見守っていきまソル〜っ!