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ソルクシーズがめざす未来

IoTでトンネル監視 TUNNEL EYEで実用化(2016/03/07)

ソルクシーズがめざす未来

●ところでIoTって何?

 
IoT(Internet of Things)。2014年ごろからジワジワと注目度があがってきたキーワードで、ドローンなどと並び、今後の活用が活発になると言われているテクノロジーのひとつ……なんだけど、いまひとつはっきりわからない。
日本語訳すると「モノのインターネット化」……ますますわからない。モノがインターネットにつながればみんなIoTか、っていうとそうでもないらしい。
いろいろ調べてみると、つながるのはインターネットだけ、ということではなく、近い場合は無線で相互に通信することも“つながる”に含まれる。そして通信機能を持つだけではだめで、「何か」を自動認識したり、遠隔計測が可能になったり、そのデータを使って「何か」を自動制御したりすることらしい。
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これを短く言うと

「アクティビティをデジタルで捉え(a)、そのデータを分析して、アナログ行動をおこす(b)」

ということですね。

もうっ、またわかりにくくなっちゃったじゃん!

……ごめんなさい、説明し直します。
 
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「アクティビティ」というのは、今まで人間が五感で検知していた事柄です。「寒いな」とか「暗いな」とか「うるさいな」とか「煙たいな」とか。これを人間の代わりにモノが検知します。ここで使われる技術がa:【計測】です。
同じく最近流行りのキーワード:ウェアラブルも、このアクティビティを入力する装置として活用するケースが多いですね(動作をトレースしたり、脈拍や血圧を測ったり)。
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「アナログ行動」とは、今まで人間が手動で行っていたことで、IoT技術を取り入れると、これが自動化できます。「エアコンのスイッチのON・OFF」とか「ライトの点灯・消灯」とかですね。ここで使われる技術がb:【制御】です。
 

●IoTテクノロジーを活用したシステムを開発・提供:EISOL(イー・アイ・ソル)

 
「じゃ、【計測】【制御】の技術がある会社は、IoTテクノロジーを使った製品・サービスが開発・提供できるんじゃない?」
そうです、その通り!
株式会社イー・アイ・ソル(以下EISOL)は、このたび「銭高組」と共同で、IoTを活用したエネルギーマネジメントシステム「TUNNEL EYE」(特許出願中)を開発し、山岳トンネル工事現場にて実用化しました。
tunnel eye
詳しくは発表資料(PDF)をご覧ください。
EISOLが持つ【計測】【制御】、そして【可視化】の技術を以下のようにつなげています。【計測】したデータを【可視化】して分析することで、きめ細かな【制御】が可能になります。
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TUNNEL EYE」を積極的に活用することにより、現場の【安全管理の向上】【環境への取り組み】を両立させることが期待されており、今後、橋梁工事や都市トンネルへの応用も検討されています。
TUNNEL EYE」を開発したEISOLは、LabVIEW/CompactRIOを使用したIoTシステムに多くの実績を持っている会社です。
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