既存顧客に対するサービス提供と、fintechを軸とした新たなサービス展開というミッションを掲げ、2021年よりスタートした証券事業部。fintech人材を強化したい新井事業部長は、「ソルクシーズがfintech事業を展開していると知らしめる活動が必要」と言っています。
「立ち上がって間もないfintech事業は、SBIグループと連携する案件が多く、新たな顧客獲得が今後のテーマです。ブロックチェーンやRPAをベースとしたものづくりの実績を、早期に次のビジネスにつなげたいので、技術者の育成も急務となっています」
「ソルクシーズとしてやりたいのは、fintechをやってますよと世に発信していくこと。今後提案していく見込み顧客や、新卒の学生、転職を検討しているシステムエンジニアに伝われば、問い合わせしてくれる人が増えるでしょう。今、流行りだし(笑)。fintechという旗を振るだけではわかりづらいので、これとこれをやっていますと具体的に打ち出せるといいと考えています」
金融関連の業務やシステムに関する知識があって、Javaのスキルがあって、ハードを理解した上でアプリを扱える人という求人要件を伝えるだけでなく、ポジティブで明快なメッセージを送ることによって、ソルクシーズに対する期待感を醸成したいという新井部長。
インタビューに応える姿勢は、思いを語るごとに前のめりになります。
「ソルクシーズのファンができれば、オーダーが増えたり、fintechに興味があるエンジニアが応募してくれたりするかもしれない。新入社員も、fintech やAIの話をしてきますよね」
技術、コミュニケーション、マネジメントなど、常に学習し続けなければならない仕事だからこそ、めざすものが明確にあるとモチベーションが高まります。
「fintechに興味をもって転職してきた社員が、スペシャリストをめざして仕事に打ち込んだら、おのずと技術は身につくでしょう。そういう人が伸びていく仕事ですよね」。
ソルクシーズで働いて技術を習得し、他社に転職してキャリアアップをめざそうとする人がいてもいいとのこと。ソルクシーズの社風やプロジェクトに魅力を感じてもらい、長く働きたいという社員を増やすのもマネジメントの責任です。
広報やニュースリリースで事業を紹介するだけでなく、組織や採用を強くアピールする仕掛けもあるのではないかと、話は盛り上がりました。
「システムインテグレーションは、サービス業。それを打ち出していくのも、ソルクシーズらしいのかもしれませんね。お客様の喜ぶ姿に触れられるのが、この仕事の醍醐味。大規模かつ長期的なプロジェクトが多いので、時間がかかるかもしれないけど頑張ってほしい」
こう語る新井部長は、「システムエンジニアとして成長したがっている20代のみなさんに来てもらいたい」という言葉でインタビューを締めくくりました。