江戸の茶屋で大人気(?)、「セブの交通シリーズ」第三弾。今回はジプニー(jeepney)でござる。
セブの中心、アヤラモール前にて撮影。
電車やバスはないので、セブの市民にとってタクシー以外では唯一の足だ。もともとは駐留米軍の払い下げジープを改造したのが始まりらしいぞ。
撮影できたなかでは一番ジープっぽくてかっこいい。
料金は一区間8PHP(約21円) ※ 1円=約0.38フィリピンペソで算出。車ごとにルートが割り当てられていて、往復する運用形態のようだ。
タランバン地域とコロン地域を結ぶジプニー。
左右に分かれるように椅子が配置されている。
ジプニーには運転手以外に男がいる場合もあって、料金の回収や客の呼び込みなどを行っているぞ。現地の言葉でいろいろ叫んでいるが、おそらく「乗れ乗れ」と言っていると思われる。
運転手しかいない場合は、客の間でリレーしながら料金を届けることになっている。
前回も少し触れたが、どこでも止めて乗ることができる。降りるのも自由。それでも毎朝同じ場所で邪魔にならないように並んで待っている現地の人たちを見ると、暗黙の停留所があるようだ。
中心地のアヤラモールのそばにはジプニーターミナルがあり、たくさんのジプニーが行き来しておるぞ。
ジプニーターミナルのルート表。
ジプニーターミナルの様子。
ジプニーは様々な装飾がされていて、今回は出会えなかったが日本でもおなじみのキャラクターが描かれていることもあるぞ。
謎の女性が描かれておるな。
と、ここまで書いておいて何だが、拙者はジプニーに乗ったことがない。異国人にとっては少し危険なこともあるようだ。スリや盗みに遭うとも聞くので、避けておる。留学生などが乗っておるのを見ることはあるが、拙者は臆病でな。
次回は最終回でござるぞ。
See you next time!
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