Java、RPA、AWS、Salesforceなど、社内でニーズが高い分野の最新の技術・知識を習得できる「Solxyz Academy(ソルクシーズアカデミー)」。事業戦略室のKさんが、コロナ禍以降にテレワークが増えた社員に学習の機会を提供するべく、2020年の春に立ち上げた社内向けのeラーニングシステムです。
今回の企画では、6人の社員に取材して、学び始めたきっかけと受講後の感想をレポート。前編では、新入社員と若手社員の体験談を紹介しました。後編の今回は、マネージャーとリーダーの受講レポートです。
「Java入門」にトライしたのは、20代後半のリーダーSさん。コロナウイルスの影響で、自宅待機を余儀なくされた時、これから携わるプロジェクトで使う言語を押さえておこうと思い立ち、エントリーしました。
「入門としてはよいと思いました。本やWebサイトで勉強するとなると、さまざまな情報のなかから必要なものをピックアップするのに時間がかかりますが、自社の社員がまとめてくれた情報は信頼性が高く、とても助かりました。
今後は、ソルクシーズの知見を反映させて、実際の業務における事例やノウハウまで紹介できるとよりいいものになるのではないかと思いました」
現在取り組んでいる仕事が落ち着いたら、AWSやAzureなどクラウド系の技術を勉強しようと考えているそうです。
Sさんと同様に、自宅待機の時間を有効活用したかった50代のマネージャーTさんは、「Azure学習」を選びました。「現場のクラウドはIBMで、これまで触ったことがなかったAzureについて知っておきたかった」という受講動機です。
「実際にAzureを操作できる講習内容が素晴らしかったですね。コンテンツごとに学習時間が表記されており、スケジュールが立てやすのもよかったです。現場に出ていると、そこで使う技術以外の情報に疎くなりがちです。学習時間を捻出するのは難しいのですが、見聞を広げるためにも、他のコースを受講してみたいと思っています」
40代のマネージャーDさんは、「Spring BootによるWebアプリケーション開発」にエントリーしました。「アカデミーの存在を知ったのは、社内の掲示板です。Salesforceのプロジェクトに長く携わっており、対応する講座があるのを知って興味を持ちました」といいつつ、実際に受講したのはAWSの講座です。
「プロジェクトでAWSを採用することになったのですが、ずっとSalesforceをやっていたので、AWSについてしっかり学びたかった。プロジェクトで活用する情報を短期間で集めたかったので、全体のなかから必要なパーツだけ抜き出すような学習になりました。落ち着いたらあらためて、SalesforceとAWSについて学びたいと考えています」
それぞれ、受講動機も選んだコースもまちまちですが、講座の内容については「わかりやすくまとめられていた」「実際に操作できるのがよかった」と、概ね好評でした。
2年めを迎える「Solxyz Academy(ソルクシーズアカデミー)」は、カリキュラムの拡充と、応用編を追加するなどのブラッシュアップを継続的に行なう予定です。
新卒採用・キャリア採用でソルクシーズに加わる社員にとっては、プロジェクトに即した技術や知識を習得するための強い味方になりそうだと期待しています。