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ソルクシーズで働く人々

ソルクシーズの山口部長に聞いた「オトナの資産運用生活」【後編】

ソルクシーズで働く人々

今はNISAを活用して、投資信託とアメリカのインデックスファンドを活用しています」というのは、ソルクシーズの証券FinTechビジネス部の山口部長。AI投資が話題になり始めた頃は、複数のロボアドバイザーを駆使して資産運用をしていたのですが、現在は低リスク・長期運用にシフトしているそうです。

何を求めるかによって、投資に対する考え方やサービスの評価は変わってきます。リスクをとってもいいから、市況がいいうちに儲けたいとか、今の私のようにリスクを抑えて長期的な視点で運用したいとか。年齢や収入によっても変わっていくものだと思います

たとえば40代で投資余力があって、多少リスクがあっても投資したいという人にどんなアドバイスをしますか?と聞くと、「私がやっておけばよかったと思うこと」について話が始まりました。「オトナの資産運用生活」の【後編】では、山口部長の投資に対する考えを紹介します。

本当にやっておけばよかったと思っているのは、高配当の株式に対する投資です。株式売買のいちばんの妙味はキャピタルゲインですが、値上がりする株を探り当てるのは難しいし、どうしても外れてしまうことがあります。

でも配当は、株を持っていれば半年、1年で何%出るとわかっています。配当という定期収入を得たうえで、株価が上がってくれればなおよしという考え方でもいいのではないかと思います

コロナ禍が始まった頃、ある百貨店の株を買ったという山口部長。「ショッピングの際に10%割引になる株主優待があって、デパ地下でも適用されます。コロナ禍が落ち着いてお客さんが戻ってきたので、株価は倍になったのですが、これは手放す気はないですね」。長期的に見ると、株価が下がっても株主優待で得られた利益が上回れば、悪くない投資だったといえます。

若い頃は好きな会社、見どころがある会社に投資していました。ただ儲けたかったわけではなく、どんな株を買うのが妥当なのか、リスクはどう取るべきなのかなどと考えるのがおもしろかったんですね。今考えてみると、手を広げて短期的な結果を求めるのではなく、長期的な視点で利益やリスクを見ていったほうがよかったなと思います

アメリカの企業に可能性を感じて株を買い、ハイリスクだと思って売ったこともあるといいます。

株価だけでなく、為替のリスクも考えなければならないので、難しかったですね。株式投資のリスクは株価が下がることではなくて、“上がるか下がるかわからない“こと。確実に下がるとわかっていれば、利益を得られるのが株の売買です

今後については、「投資信託は長期的に運用し続けます。アメリカのインデックスファンドは、考えなければなりません。今、まさにリスクをはらんでいる状況と認識しています」という山口部長。AI投資ツールを活用して情報収集しながら、「リスクをどう捉えるか」を考えているそうです。

今回の記事が、資産運用を検討している方や、ロボアドバイザーに興味がある方の参考になれば幸いです。

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