「未経験でも、やる気があればシステムエンジニアになれます」と断言するのは、社員のための自学自習プログラム「ソルクシーズアカデミー」を企画した事業開発室のSさんです。そうはいっても、システムエンジニアの転職となると、経験者採用の求人ばかり。文系は無理、開発未経験だと面接も受けられない…と諦めていた人も多いのではないでしょうか。
Sさんが大丈夫という背景には、2021年10月に始めたソルクシーズの未経験者採用があります。経験者が有利といわれている仕事で、どんな人が求められているのでしょうか。
今回は、ソルクシーズがシステムエンジニアに求める資質・スキルと、未経験からチャレンジするためにやっておいたほうがいいことを紹介していきます。
以前から、ソルクシーズの新卒採用では文系出身者も積極的に迎え入れていました。学生時代にプログラミングの経験がなかった社員のなかで、現場経験を積んでいくうちに、リーダーやマネージャー候補に成長したという人は少なくありません。
システムエンジニアとして活躍していくうえで、重要なのは技術力だけではありません。コミュニケーション力や顧客志向、チームプレーなど、「人間力」も大事な仕事です。
ソルクシーズが展開するSI(システムインテグレーション)事業には、顧客ニーズを汲み取る力が欠かせません。SI事業とは、クライアント企業が抱える課題の解決のためにシステム案件を受託するビジネスで、お客様のご要望を理解したうえで最適な解決策を導く必要があります。
交渉力・提案力や、クライアントと良好な人間関係の構築をするコミュニケーション力も不可欠です。これらのスキルは文系出身者が得意とするところでしょう。
加えて、技術の進化が速いIT業界は、最新の情報を常にインプットしていかなければなりません。変化を恐れず、新たな設計思想や開発手法を取り入れる学習意欲や成長志向のある人が向いている業界です。
さらに、リーダーやマネージャーとして活躍するために求められるのが、全体を把握する広い視野、的確に人を配置する力です。納期・予算に沿って業務を進めていく管理能力、チームのメンバーや外部パートナーの納得感とモチベーションを高めるリーダーシップがある人材は、どのような現場でも重宝されます。
とはいえ、業務のベースとなるプログラミングについて、最低限の知識・技術は身につけておく必要があるでしょう。「未経験でも学習意欲と熱意がある人は活躍できる」というSさんは、「本気でシステムエンジニアをめざすなら、プログラミングの基礎について学んでおくぐらいの熱意がほしいですね」ともいっています。
例えば、ソルクシーズの入社前研修でも活用している「Progate」は、未経験でもスムーズにプログラミングを身に付けられる学習ツールです。
イラスト中心のスライドと丁寧な解説で、プログラミングの手順や専門用語などがわかりやすくまとめられています。実際に手を動かしながら学べるのも、ビギナーにおすすめできるポイントのひとつです。
まずは比較的覚えやすく利用シーンも多いプログラミング言語のJavaから着手してみましょう。基礎だけでも押さえておくと、就業後の研修・業務に入りやすくなります。学んでいくうちに、プログラミングの楽しさも実感できるでしょう。
入社後は、「ソルクシーズアカデミー」を活用して実践的な技術・知識を学ぶことができます。プログラムを設計したSさんが「5年先の自分が、あの時学んでおいてよかったと思えるメニューを揃えました」と語るように、Java、RPA、Salesforce、AWS、Azure、DX、機械学習、モバイルなど業務に必要なノウハウを体系立てて学べます。
いかがでしょうか。最も大事なのは、「システムエンジニアとしてやっていきたい」「IT業界でキャリアアップしたい」という熱意です。「ぜひチャレンジしてみたい」と思った方は、ソルクシーズのキャリア採用サイトや未経験者採用特設ページで、求める人物像や先輩のインタビューをチェックしてみてください。