・Big Sur on Intel Macをクリーンインストール
・Macをクリーンで再セットアップしてから開発環境を色々揃えるまで
・個人的に最強のマークダウン環境「Gitbook」を使う
システムエンジニアのみなさん、「Qiita」はご存じですよね?エンジニアの「知」を結集したあのコミュニティに、ソルクシーズ公認アカウントが誕生しました。
とはいっても、最初の記事が投稿されたのは2016年1月7日。社内向けの学習プログラム「ソルクシーズアカデミー」の立ち上げに携わったSさんの個人アカウントでした。
冒頭の3つの見出しは、これまでにSさんが書いた48本のコンテンツのなかから、LGTM(Looks Good To Meの略=Qiita流「いいね」)が多かったものをピックアップしています。
「なぜ、個人アカウントが会社公認に!?」などなど、あれこれ気になりますが、まずはQiitaで技術的な話を書こうと思ったきっかけから聞いてみましょう。
「そもそも、書くのが好きだったからですね。IT関連のトレンドや、自分で試してみたことなどをアウトプットしたかった。コンセプトのようなものは、特にありません。
書くのがつまらなくなったら、やっている意味がなくなってしまうので、書きたいことが見つかったら書くというスタンスで続けていました」
気持ちが乗ったとき、まとめたいと思えるネタが見つかったときに書くというマイペースを守り、直近2年は月1本ペースで投稿。
「自分がおもしろいと思ったものが、必ずしも読まれるわけではないですね。Windowsの操作や、Macの初期設定のようなターゲットが広いテーマが人気です」。
LGTMは気にせず、淡々と更新していたアカウントで新しいことをやってみようと思い立ったのは、2021年になってからでした。
「ソルクシーズとして、積極的に社外に発信していくのもいいのではないかと思ったのです。技術に関心が高い人の目に留まれば、新卒採用や中途採用を活性化するエンジンになり得るという発想ですね」
「ソルクシーズ公認ブログ」(当ブログ)は、未経験者やキャリアが浅いシステムエンジニア向けの記事が多く、「キャリア採用サイト」を訪れるのは既に転職を検討している層になります。
それに対し、Qiitaで呼び込めるのは、業界経験があって技術レベルが高いエンジニア・プログラマーや、技術に関して関心が高い学生です。
多くの読者を連れてくるには、記事の本数を増やさなければなりませんが、Sさん自身は今までのペースを変える気はないとのこと。では、どうやって…!?
「書き手を増やせればおもしろいと思いました。ソルクシーズグループにも、こっそり書いている人や、外部のコミュニティ・匿名のQAなどで活躍しているひとがいるんじゃないか、と思っています。
ソルクシーズ公認アカウントになると、一緒にやろうといいやすくなりますよね。技術を伝えること自体にモチベーションがあるエンジニアが、熱意のこもった記事を書いたら、振り向いてくれる人を増やせるはずです」
若手社員から、いい書き手が出てきてほしいと語るSさん。
「このアカウントの記事を読んだことがきっかけで、ソルクシーズの門を叩いてくれる技術者が出てくるのが理想です。入社したら、彼らも書いてくれれるといい」
記事の更新頻度が上がってきたら、公認アカウント化という試みが順調に形になりつつあると捉えればいいのですね。
この記事を最後まで読んだ方には、Qiitaのソルクシーズ・アカウントを見てほしかったので、ちょっとだけ工夫をしてみました。
冒頭に並べた読者が多いコンテンツから、圧倒的人気の1本を外したのです。タイトルの最初の文字は「W」。勘がいい方は、何の話か察しがついたのではないでしょうか。