2023年9月開催予定の第19回アジア競技大会の新種目に、eスポーツが採用されました。将来的にはオリンピック種目になるともいわれており、世界中でeスポーツの人気が高まっています。経済効果への期待から自治体や大企業が続々と参入するなど、日本でも注目されている領域のひとつです。
このような状況を背景に、ソルクシーズは2022年7月、eスポーツを通じて社会を活性化する連結子会社「株式会社eek」を設立。8月より、eスポーツ事業をスタートさせています。
株式会社eekが、10月から運営をスタートしたwebサイト「eek(イーク)」は、eスポーツ関連の就職・転職先を探す求職者と、新たな人材を求める企業・学校をつなぐサーチ型マッチングサイトです。
対象となる求人は、専門学校の非常勤講師、チーフマネージャー、スカウティングスタッフ、eスポーツの大会を支える実況・解説、競技ジャッジ、プロデューサー、撮影・編集スタッフなど。業界に精通したコーディネーターが、専門性の高い人材やプロ選手のセカンドキャリア構築をサポートします。
eスポーツ業界とのネットワークがあるため、エリア・職種・雇用形態などの選択肢が多様で、それぞれのニーズに合った求人情報を案内できるのが「イーク」の強みです。今後は、eスポーツに特化した転職コラムやインタビュー記事などのコンテンツも掲載していく予定です。
株式会社eekは、マッチングサービス以外にも、プロ選手の契約・移籍交渉をサポートするエージェンシーやコンサルティングなど、さまざまなeスポーツ関連サービスを実施していきます。
エージェント契約を結んだプロ選手は、トレードや移籍などの場面で発生するさまざまな交渉・法務を委託して、本業に集中することが可能です。メンタルトレーナーやセカンドキャリア構築サポートなどオプションも充実。顧問としてアンダーソン・毛利・友常法律事務所を迎え、専門的な知識が必要な法務についてもバックアップできる体制を整えています。
さらに今後は、Z世代から高齢者まで幅広い層にeスポーツの魅力を発信するため、高校・高専・大学などのリクルーティングや、教育現場での活用も見据えて、積極的に事業を拡大していく予定です。
安定した収益基盤構築のため、主軸であるSIビジネスとの両軸でストックビジネスを拡大しているソルクシーズグループ。今回のeスポーツ事業への参入は、デジタル世代との接点を強化するとともに、グループ企業とのシナジーを創出することで、ストックビジネスの増強を図る狙いがあります。
eスポーツ事業への参入を検討している企業のご担当者や、eスポーツ関連の仕事に携わりたい方は、株式会社eekの企業サイトと転職・求人サイト「eek(イーク)」をぜひご覧ください。日本でも認知度が高まりつつあるeスポーツ業界は、本腰を入れて関わりたい企業やトップをめざすアスリートの参入をお待ちしています。