第24回は、高齢者見守り支援システム「いまイルモ」(株式会社ソルクシーズ)と、愛嬌たっぷりの小さなロボット「PaPeRo i」(NECプラットフォームズ株式会社)が連携した新サービス、『いまイルモ PaPeRo i』をご紹介♪
センサーで室温・湿度を感知して「エアコンをつけようよ」と呼びかけたり、モーションセンサーで外出を感知して「どこに行くの?」と声をかけたり。
いろいろな機能がついた『いまイルモ PaPeRo i』は、介護の現場で実際にどう役立つのかな?さっそく見てみまソル〜!
▼介護の現場で大活躍♪『いまイルモ PaPeRo i』にできること
『いまイルモ PaPeRo i』は、主に入居型介護施設における徘徊や外出防止を支援するために生まれたよ。
利用者の中には認知症などで1人で外に出ることが危険な場合もあるよね。そんなときは『いまイルモ PaPeRo i』がサポートします!外出しようとする利用者をモーションセンサーが検知して、玄関に設置された本体ロボット「PaPeRo i」が「どこに行くの?」「中に居ようよ♪」といった声かけをしてくれるんだ。
声かけと同時に、センサーの検知を職員へ通知。危険な外出の予防に役立つ仕組みになっている。さらに内蔵カメラが連続画像の録画をスタート。万が一利用者が外に出て迷子になってしまったときに、服装や容姿を写真で残せるので捜索にも役立つんだよ。
外出・徘徊予防の他にも、たとえば薬を飲む時間にアラームを鳴らして「9時だからお薬飲もうよ」と話しかけたり、温度や湿度をセンサーで感知して「部屋が暑いよ。クーラーをつけようよ」と熱中症対策の声かけをしたりと、『いまイルモ PaPeRo i』はさまざまな使い方ができるんだ。
▼『いまイルモ PaPeRo i』を設置する3つのメリット
『いまイルモ PaPeRo i』が誇る大きなメリットは、少なくとも3つ挙げられる。
1つめのメリットは「信頼性が高い」こと。
見守り支援サービス「いまイルモ」は、じつは開発中もリリース後もお客さまの声を一つ一つ汲み上げて、小さなバージョンアップをこまめに繰り返してきた。
とくに「データを確実に送信できなければ安心して利用できない」との思いから、接続の安定性やリトライの処理など、データの信頼性確保にはかなりこだわりを持って作られているんだ。
他にも通知性能や設置しやすさなどを追究した結果、現在の『いまイルモ PaPeRo i』は、1時間程度で簡単に設置できて、誰にでも操作しやすい製品になっているんだよ。
◆「いまイルモ」の開発ストーリーについては、こちらの記事も読んでみてね
メリットの2つめは、「高齢者の孤独感を緩和できる」こと。
愛嬌たっぷりのPaPeRo iには、高齢者の警戒心を和らげる効果があるようなんだ。実際に導入している施設からも、
「PaPeRo iに声かけされると、入居者の方が喜んでいる。挨拶されると返事する方もいる」
とのコメントが寄せられているよ。こちらの施設では、玄関にちょこんと座ったPaPeRo iが利用者の方に可愛がられているんだとか。キャラ仲間(?)としてはちょっと羨ましいソル〜っ。
3つめのメリットは、「介護現場に余裕をつくる手助けができる」こと。
『いまイルモ PaPeRo i』は、もちろん全ての仕事で人の代わりを務められるわけじゃない。でも、センサーやロボットにできる部分を任せることで働く人の時間にも心にも余裕が生まれれば、人にしかできない大切な仕事に注力できるようになる。
そのサポートをするために、『いまイルモ PaPeRo i』はこれからも現場のリアルな声を取り入れて、機能向上やバージョンアップを続けていく予定だよ。
▼顔認証機能も搭載予定!今後の進化にも注目
『いまイルモ PaPeRo i』には、今後予定されている追加機能もいくつかある。
たとえば「顔認証」による本人特定機能もその一つ。顔認証機能が実装されると、外出しようとしている人をPaPeRo iが瞬時に判断して「〇〇さん、待って。どこにいくの?」なんて“人間らしい”声かけを行うこともできるかもね。
親しみやすい姿のPaPeRo i……。僕も親近感を感じちゃうソル。いつかソルクシーズの受付で、そるくんと並んでお客さまをお迎えするような日が来るかもしれないソルね。
PaPeRo iばかり人気者にならないように、そるくんもより一層頑張っていきまソル〜っ!